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特集~祝!サンモリッツ・倶知安姉妹都市提携60周年~友好を築き続けた60年(2)

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北海道倶知安町

■町民がつなぐ60年の友好の懸け橋
▽コロナを経て、4年ぶりの青少年交流事業
両都市がともに力を入れる青少年交流事業は、過去45名以上が参加し、互いの文化や生活の違いを現地で体験してきました。
今回は、倶知安高校の竹山侑来(ゆら)さん、ピンケイ・コンチャ・ネリー・バレンティナさん、加藤あいらさんの3名が9月にサンモリッツを訪れ、12月に役場で報告会を行いました。
60周年の今年は、サンモリッツの学生を受け入れ、町内のホームステイ先や学校などで倶知安を体験・学習する予定です。

▽3名からの報告内容
・学生だけで飛行機に乗ることも初めてで、とても緊張した
・サンモリッツで出会った人はハグをして快く受け入れてくれ、温かいおもてなしもしてくれる人の優しさに1番感動した
・サンモリッツの学生を見ていて、恥ずかしくても間違っても積極的に話しかけることと、意見を言う大切さを学んだ
・自然が豊かで、特に山と湖の景色がきれいだった
・観光地ではあるが、伝統も大事にしていることを知れた
・時間の流れが穏やかで、自分たちもゆったり過ごせた

■姉妹都市通信員が伝える!サンモリッツの魅力
両都市は言葉の壁を越えて交流を図るため、それぞれ通信員を配置しており、倶知安では平成16年より、英語もスキーも堪能な九津見真由美(まゆみ)さんが務めています。
両都市の交流に尽力してきた彼女にサンモリッツの魅力を教えてもらいます。
・1番の魅力は美しい景色とおいしい食事です。サンモリッツの昼食は、家に帰って、1日の中で1番ボリュームがある温かい料理を食べます。
・おおらかで優しい人が多く、町のスポーツ交流事業に参加した際、現地インストラクターの家族が集まる実家に招待され、驚きました。市長も大変フレンドリーでした。
・山に囲まれ、自然がきれいなため、写真の中にいるような感覚になります。ロープウェイなどを利用すると、どこを見ても写真のような景色を見られます。
・太陽が市のシンボルになるくらい晴れの日が多く、積雪が少ないため、スキー場などは機械を使って人工雪を降らせています。気温はずっと低いため、降らせた雪はすぐにはとけません。
・リゾート地としての歴史が長く、隣国より就業している人も多いため、国際色豊かでさまざまな言語が使用されています。お店で英語が通じず、注文に手間取ったことも今では楽しい思い出になっています。

■今さら聞けない?!サンモリッツの基礎知識
・サンモリッツは、スイスの南東側に位置する
面積:約30平方キロ(倶知安の約7分の1)
人口:約5千人(倶知安の約3分の1)
標高:1856メートル(羊蹄山の頂上とほぼ同じ高さ)
・スイスは、ヨーロッパのほぼ真ん中に位置し、イタリア、フランス、ドイツなどに囲まれ、日本との時差は約8時間

■姉妹都市提携60年を迎えて
姉妹都市通信員 九津見真由美
提携50周年の年、アスプリオン市長をはじめ6名の訪問団が町を訪れました。その訪問団の中には、来町が二度目のメンバーもおり、再会でき、大変うれしかったことを覚えています。
近年は、自然災害やコロナウイルスなどの影響で、青少年交流事業などを行うことができない時期もありましたが、その度に姉妹都市交流が活発となり、こうして姉妹都市提携60周年を皆さんと迎えることができることを大変うれしく思います。
今年は、両都市の皆さんと一緒にお祝いできるとすてきだと思います。

■両都市の懸け橋に!~すてきな出会いが待っています
60周年を記念し、町は「倶知安町町民海外研修事業」も兼ねたスイス・サンモリッツ市への訪問を、今年の6~7月ごろに予定しています。
訪問人数や日程、旅行費用などの内容を決定した後、町民からも訪問団メンバーの募集を行います。
募集時期は4月ごろを計画しており、広報紙やHP、SNS(Facebook、LINE)にて詳細をお知らせします。
また、その他にも町内でのさまざまな記念事業を予定していますので、町民みんなで、この60周年をお祝いしましょう!

問合せ:総合政策課広報広聴係
【電話】56-8001

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