健康コラム

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■大腸がん検診を受けましょう
大腸がんは年々増加傾向にあり、男性10人に1人、女性13人に1人が生涯のうちに1回は発症するといわれていて、年間5万2000人近くの方が大腸がんで亡くなっています。

◇大腸がんの症状
早期の段階では症状がほとんどありませんが、進行すると以下の症状がでてきます。
・便に血が混ざる
・下痢と便秘を繰り返す
・排便後も便が残っている感じがする
・頻回に便意をもよおす
・便が細くなる、お腹が張る、お腹が痛い(特に排便時)
・お腹にしこりが触れる

◇大腸がんを予防するポイント
国立がん研究センターの「日本人のためのがんの予防法」では5つの健康習慣を実践するとがんになるリスクがほぼ半減するといわれています。健康習慣の実践とあわせて定期的な検診も大切です。
(1)節酒/飲酒はする場合はアルコール23g*まで
*日本酒1合、ビール大瓶(633ml)1本、ウィスキーダブル1杯、ワインボトル1/3
(2)禁煙/禁煙に取り組み、受動喫煙を避ける
(3)食生活/バランスの良い食生活を意識する。野菜(食物繊維)を積極的に摂取する
(4)身体活動/1日60分程度の軽い運動を心がける
(5)適正体重の維持/やせすぎや太りすぎに注意する

◇早期発見のために便潜血検査をうけましょう
便に潜む血液の有無を調べる簡単な検査です。便潜血検査で陽性だった場合は必ず病院で精密検査として大腸内視鏡検査を行い、大腸内の状態を確認しましょう。富良野市では40歳以上の市民を対象に大腸がん検診(便潜血検査)を実施しています。保健センターまで問い合わせください。

問合せ：保健医療課
【電話】39-2200