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アライグマにご用心 アライグマの生態と防除

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北海道帯広市

■アライグマの増加による悪影響
アライグマは、もともと北米大陸からペットとして日本に輸入され、逃げ出したものが野生化し、増えたといわれています。
雑食で繁殖力が強く、急激に個体数を増やし、納屋などをすみかにします。また、農作物や水産物、家畜飼料、地域特有の動植物を食べるなど悪影響をもたらすとして、特定外来生物※に指定されています。
※海外を起源とする外来種で、生態系や人体に悪影響をおよぼすとされているもの。

■帯広市でも個体数が増えています
帯広市でのアライグマの捕獲頭数は、平成27年度まで年間1~2頭でしたが、平成28年度以降急増し、令和4年度は65頭でした。農業被害も拡大しており、令和3年度の北海道における被害額は、約1億4900万円となりました。
北海道にはアライグマの天敵となる生物がいないため、個体数の増加とさらなる被害の拡大が懸念されています。

■目撃情報をお寄せください
市ではアライグマによる被害を防ぐために、アライグマの目撃情報を集めています。アライグマを見掛けたり、足跡を見つけた場合は環境課まで連絡してください。

■アライグマってどんな生物?
暮らし:夜行性。水辺の近くを好み、寒さに強く、北海道の冬も問題なく過ごせる。
すみか:樹洞(じゅどう)、家屋の屋根裏や畜舎、物置、牧草ロールの隙間など。
食べ物:雑食性。果物、トウモロコシ、家畜飼料など。
見た目:タヌキと似ているが、尻尾がしま模様で顔は眉間に黒い線がある。体重は4~10kgほどで、柴犬ぐらいの大きさ。人の手足のような足跡。

問合せ:
目撃情報などは環境課(市庁舎6階)【電話】65・4136
農業被害に関することは農村振興課(市庁舎7階)【電話】65・4173
市ホームページID.1003716

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