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新十津川町における地球温暖化対策について

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北海道新十津川町

近年、地球温暖化が進行し、世界各地で猛暑や豪雨などのリスクが高まっています。
このまま、地球温暖化が進むと、私たちの暮らしにさまざまな影響があることから、本町においても、豊かな自然環境を未来につなぐための地球温暖化対策に取り組む必要があると考え、令和5年6月23日に「新十津川町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。
また、6月28日には、再生可能エネルギーの利活用や省エネルギー化により、温室効果ガス(カーボン)の「排出量」から、植林・森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、排出量の合計を実質的ゼロにする、ゼロカーボンシティの実現を目指しています。令和5年第2回定例議会の町政執行方針演説で、谷口町長は「新十津川町ゼロカーボンシティ」の宣言を行いました。
今後も、地球温暖化対策実行計画(区域施策編)に基づき、温室効果ガス排出削減に努め、ゼロカーボンシティを目指していきます。

■地球温暖化とは?
人間の活動が活発になるにつれて、大気中に含まれる温室効果ガス(カーボン)が大気中に放出され、地球全体の平均気温が上昇している現象のこと。
地球規模で気温が上昇すると、海水の膨張や氷河などの融解により海面が上昇し、また気候変動により異常気象が頻発する恐れがあり、自然生態系や生活環境、農業などへの影響が懸念されています。

■ゼロカーボンとは?
企業や家庭が排出する二酸化炭素をはじめとする温室効果ガス(カーボン)の「排出量」から、植林・森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、排出量の合計を実質的にゼロにすること。

■再生可能エネルギーとは?
エネルギー源として永続的に利用することができる、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存する熱、バイオマス(動植物由来の資源)などがあげられます。
これらは、資源を枯渇させずに繰り返し使え、発電時や熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど排出しないエネルギーです。

■新十津川町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)
計画期間:令和5年度から令和12年度まで(8年間)
温室効果ガス排出削減目標:51%
※基準年度の排出量を100%とし、基準年度の排出量から目標年度への排出量の減少割合
※目標年度の排出量は24,521t‐CO2/年(各部門排出量30,507t‐CO2/年-森林吸収源5,986t‐CO2/年)

○温室効果ガス排出量・吸収量(t-CO2/年)の削減目標

◆温室効果ガス排出削減に関する対策・施策
○再生可能エネルギーの導入促進
地域資源を最大限に活用しつつ、事業者や金融機関の関係団体などとも積極的に連携します。また、再生可能エネルギーの導入を促進し、エネルギーの地産地消や町内の経済循環の活性化を図るとともに、エネルギーの備蓄による災害に強いまちづくりに取り組んでいきます。

○省エネルギー対策の推進及び実践
温室効果ガスの削減に向け、再生可能エネルギーの導入と併せて省エネ機器の導入促進や建物の高断熱化などを通じて、省エネルギーの取り組みを推進します。

○循環型社会の形成
持続可能な社会に向け、これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済のあり方を見直し、廃棄物の発生抑制と適正な資源循環による循環型社会を形成することで天然資源やエネルギー消費の抑制を図ります。

○地域環境負荷の低減
温室効果ガス排出量を抑制するためだけでなく、今後予想される人口減少や高齢化社会などに対応するため、それぞれの地域の課題に応じた環境負荷の小さな都市づくりを積極的に進めます。

問合せ:住民課住民活動グループ
【電話】76-2130

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