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今年の花見は名木で

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北海道新得町

町教育委員会と名木選考委員会では、歴史的に保存すべき樹木や大きく生長した樹木など13ヵ所を新得町の名木(めいぼく)に指定しています。
町民の皆さんに名木の存在を知っていただきたく、名木に指定されている桜2ヵ所の紹介とあわせて町内のお花見スポットをご紹介します。

◆【名木】狩勝高原の桜並木
昭和7~8年ごろ、当時の青年たちが苗を持ち寄り、旧国道沿いに植えたものです。市街地に比べ少し遅れて開花します。並木の奥には「文学の散歩道」があります。
(場所:狩勝高原園地内)

◆【名木】北新得墓地の桜
明治38年に植えられ、樹齢は118年。平成24年に大きな枝が折れてしまいましたが、それでもなお町内最大の桜です。幹は不思議な形をしており、2本の木が1本に合体したとも言われています。

◆佐幌川堤防の桜づつみ
桜づつみとは、堤防の強化と景観づくりのために桜などを植えた場所で、遊歩道は佐幌川公園へとつながります。残雪の山々、その麓に広がる緑豊かな街並み、それらを桜が彩るここからの景色は、新得の春そのものです。
(場所:新得幼稚園南側)

◆神社山の悲願桜
神社山の桜は、大正5年、火災で家族を失った伊藤傳五郎氏が後年、供養のために自ら桜を植え始めたのがきっかけです。その思いは後の町民へと受け継がれ、桜の植樹はその後も続き、いまでは約2,300本の桜が花を咲かせています。
開花時期の夜間はライトアップが行われ、昼とは全く違う姿を見ることができます。

まちと同じように、木にも歴史があります。
今後も名木を郷土の遺産として後世に伝え、緑豊かなまちづくりに生かしていきます。

(名木担当:社会教育課社会教育係【電話】0156-64-0532)

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