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令和6年度市政方針(要約)(4)

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北海道旭川市

[6]経済・まちづくり
▽国内外からの誘客を推進
交流人口や関係人口を増加させることによる地域経済の活性化も進めます。
昨年12月のジェットスター・ジャパンの就航に続く新規就航路線の獲得に向けて、さらに積極的にプロモーション活動等を展開します。
今年1月に星野リゾート代表取締役社長の星野佳路(ほしのよしはる)さんに市政アドバイザーに就任いただいており、アドバイスをいただきながら、大雪カムイミンタラDMOと連携し、欧米豪からのスキー客誘致に向けた取組みや、日本航空や全日本空輸、エア・ドゥとも連携した情報発信などを通じて、交流人口のさらなる拡大を図ります。
これらの取組みを進めるには、旭川空港の人材確保も急務であることから、保安検査業務や地上支援業務に従事する新規採用者を対象にした奨励金制度を、空港が所在している道内の自治体で初めて創設します。
JR北海道については、今後国から示される予定の支援の方向性等を踏まえ、国や北海道、沿線自治体と連携して路線の維持に向けた取組みを引き続きしっかりと進めます。
▽まちのにぎわいの創出
中心市街地の再生に向け、今年度設置された買物公園のあり方検討会議での議論を踏まえ、買物公園エリアの将来像を描いた未来ビジョンが今年3月に策定される予定です。
この未来ビジョンを実現するための第一歩として、買物公園内に滞在できる空間の設置やモビリティ運行などの社会実験を実施し、その効果検証や本格実装に向けた検討などを進めます。
また、市民文化会館の建替えについては、今年度中に策定する基本構想の下、基本計画の策定に着手し、検討を進めます。さらに新・道の駅については、今年度に実施したアンケート調査結果を踏まえ、庁内関係部局による協議を行うとともに他都市の事例を調査し、課題の整理や設置の可能性等について検討します。

[7]観光・スポーツ・文化
▽インバウンドへの対応
コロナ禍では大幅に落ち込んでいたインバウンド需要が回復しつつあり、2月に開催された旭川冬まつりも多くの外国人観光客でにぎわっていました。
アドベンチャー・トラベルやスノーリゾートなどをはじめ、四季折々の観光資源を生かしたインバウンド需要の増大が見込まれることから、外国人の満足度やリピーター率向上のため、観光施設等でのWi-Fi(ワイファイ)設置状況の調査や、ウェブサイト、案内表示、飲食店のメニュー、さらには医療提供時等の多言語対応の検討を進めます。
▽スポーツ環境の充実
花咲スポーツ公園について、今年度中に策定する再整備基本構想の下、総合体育館の再整備に向けた基本計画の策定に着手するとともに、花咲スポーツ公園全体についても、基本計画の策定に向けて庁内で検討を進めます。また、東光スポーツ公園については、令和12年度までの事業完了を目指します。
今年開催されるパリオリンピックには、旭川スポーツみらいアンバサダーの北口榛花(きたぐちはるか)選手が、陸上女子やり投日本代表に内定しています。北口選手をはじめ旭川ゆかりの選手が出場する際には、市民一丸となって応援していきたいと思っています。
また、9月に開催予定の旭川ハーフマラソンは、将来のフルマラソン化も視野に、旭川大雪アリーナをスタート・ゴール地点とし、プラタナス並木や北彩都(きたさいと)を巡る新コースでリニューアルスタートします。
▽文化の振興・姉妹都市との交流
文化の振興については、旭川ミュージックウィーク2024の開催に加え、市民文化会館が開館50周年、中央図書館と彫刻美術館が開館30周年を迎えるため、それぞれ周年事業を開催し、文化芸術の発信と市民が文化に触れる機会を創出します。
国際交流については、大韓民国水原市との姉妹都市提携35周年を記念し、水原(スウォン)市での記念行事に、代表団や文化芸術団、市民訪問団等と共に訪問し、交流を深めます。

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