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自治体の皆さまへ

《特集》暮らしの裏側大公開(2)

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北海道札幌市

■安全・安心な飲み水をつくる「藻岩浄水場」

◆私が紹介!
浄水場職員 池田(いけだ)さん

▽安全・安心な飲み水をつくる
藻岩浄水場では、豊平川の水を取り込んでから、薬品を注入して濁りなどを取り除き、塩素消毒をして安全な水道水にするまでの浄水処理を約5時間かけて行っています。雪解け時期や大雨の際は川の水の濁りが強まることもありますが、薬品の量を調整し、また、においがいつもと異なる場合には活性炭を加えるなどの対応をしています。浄水場では、万が一の故障に備え、薬品を加える設備などを二組ずつ用意しています。

▽札幌の水はおいしい
札幌市の水源は国立公園や国有林野の中にあり、豊かな自然が水質を良好に保っています。札幌市は降雪量が多く、豊平峡ダム、定山渓ダムという二つの大きなダムがあるため、水不足の心配はほとんどありません。これからも安心して、札幌の水道水をお飲みください。

詳細:水道局施設管理課
【電話】211-7065

■汚水をきれいな水に戻す「創成川水再生プラザ」

◆私が紹介!
水再生プラザ職員 神瀬(かみせ)さん

▽河川の環境を守ることが使命の一つ
汚水や雨水は下水道管を通って水再生プラザに流れてきます。下水道を通して、私たちは皆さんの快適な暮らしと、海や川の環境を保っています。下水道管の詰まりや悪臭を防ぐため、料理で残った油や水に溶けない紙などは流さないよう、ご協力をお願いします。

◆家庭から出た汚水はどこへ行く?
1.家庭から出た汚水が下水道管を通って水再生プラザに運ばれる
2.水再生プラザで水をきれいにする
・沈砂池(ちんさち)と沈殿池(ちんでんち)を通り、ごみや砂を沈めます
・約100種類の微生物に空気を与えると汚れをきれいにしてくれ、汚れと一緒に沈みます
3.きれいな上澄みを川へ流す

詳細:下水道河川局処理施設課
【電話】818-3431

■水道記念館
水道の仕組みなどを体験型の展示物で学べます。

▽利用案内
開館時間:11/15(水)までの9時30分~16時30分
休館日:月曜(祝・休日の場合は翌平日)
所在地:中央区伏見4
入館料:無料
交通機関:市電ロープウェイ入口停留場から徒歩15分

詳細:水道記念館
【電話】561-8928

■藻岩浄水場見学ツアーも実施中!
時間:
・平日 11時30分~、15時30分~、
・祝、休日 10時~、11時~、14時~、15時~
※各回30分程度
定員:各回30人(先着)
申込:不要。当日水道記念館へ直接
「札幌 水道記念館」で検索
※団体の場合は別途お問い合わせください

■下水道科学館
下水道の仕組みや役割を楽しみながら学べます。

▽利用案内
開館時間:9時30分~17時。入館は16時30分まで
休館日:月曜(祝・休日の場合は翌平日)、年末年始。
ただし、6月~8月は休館日なし
所在地:北区麻生町8
入館料:無料
交通機関:地下鉄南北線麻生駅から徒歩15分

・下水道の仕組みを動画でも見られます
「札幌 下水道科学館」で検索

詳細:下水道科学館
【電話】717-0046

安全・快適を支える人がいる
普段あまり意識することのない暮らしの裏側。見えづらいからこそ、一度目を向けてみませんか。

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