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〔特集〕第13次まちづくり計画がスタートします(7)

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北海道比布町

◇豊かな人間性と健やかな体の育成
子どもたちが心身ともに健やかに成長していくために、一人ひとりの良さや可能性、成長の状況などを積極的に評価し、学習したことの意義や価値を実感できる評価の充実に努めます。
いじめ防止の対応については、教育委員会や学校が定めている「いじめ防止基本方針」や北海道教育委員会作成の「いじめ対応ガイドブック・支援ツール『コンパス』」を基盤に、家庭や地域、関係機関と連携した未然防止、早期発見・早期対応に努めます。
不登校や児童虐待の対応については、日常的に子どもたちの変化に留意し、早期対応に努め、悩みや課題の解決を図るために、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、関係機関と連携して適切な対応に努めます。
体力の向上については、全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果などの実態を踏まえ、ピピカツ事業と連携を図りながら、子どもたちの良さや伸びを認めるきめ細やかな指導の充実を図ります。
学校給食は、子どもたちの食生活に大きな役割を担っており、ピピカツ事業とも連携しながら地元食材やミネラル豊富な給食を提供するよう努めます。
給食費の物価高騰分については、引き続き全額町費で賄い、地元食材を積極的に提供し食を通じてふるさと比布町の良さを伝える取組みを行います。

◇連携・協働に基づく信頼される学校づくり
地域とのつながりを重視した教育を進めるには、学校、家庭、地域、行政が課題を共有して、その解決策を共に考え実践し、地域の将来を担う意識を醸成するため、地域の総合力による教育活動を推進することが重要です。
コミュニティ・スクール(学校運営協議会)の活動を充実させるため、学校・地域の教育活動の推進、学校支援の取組みなどについて支援し、「地域とともにある学校づくり」の一層の実体化に向けて努めます。
保育園との円滑な接続の推進について、保育園と学校が連携を深め、相互に指導の工夫改善を図りながら、一人ひとりのよさや可能性を引き出し、保育士と教員、関係機関との課題交流会を実施し、指導・支援の共通理解を図ります。
部活動の地域移行については、生徒のニーズと地域の実情に合った部活動の設置に向けての検討に努めます。また、部活動の専門性を高め、教員の負担軽減を図るため引き続き部活動指導員を配置します。
安全教育については、子どもたちが災害や事故、犯罪などから身を守ることができるよう、地域や関係機関との連携により効果的な防災・交通安全・防犯教育の充実を図ります。
また、保護者向けのメール配信システム「マチコミ」を活用し、緊急時の連絡や不審者情報、熊の出没情報に迅速に対応します。
ヘルメット着用の努力義務化に伴い、ヘルメット着用を推奨し、自転車通学の子どもたちに対し、これまで通り購入費の一部を補助します。
スクールバスについては、安心して通学できるよう、委託業者と連絡体制を図り、安全を最優先した効率的な運行に努め、乗車マナーなどの指導にも努めます。
教育環境の整備は、本町の人口減少対策の核となるものです。子どもたちがより良い環境の中で安心して充実した教育が受けられるよう、施設の適正な営繕と維持管理、教材備品の計画的な整備・充実に努めます。
教育費負担軽減の一環として実施していた「高校就学応援事業」については、児童手当の拡大に伴い、プッシュ型で保護者の利便性が高い児童手当に統合することとします。

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