文字サイズ
自治体の皆さまへ

浦幌新聞第95号(1)

7/36

北海道浦幌町

■野鳥観察へ 浦幌小6年生 浦幌の自然環境を学ぶ
3月17日(金)に浦幌小学校の6年生を対象に、日立建機エコスクール出前授業が行われました。子ども達は講師の皆さんから、日立建機浦幌試験場の環境への取り組みや浦幌の自然環境、野鳥などに関する講話を聞いた後で、野鳥観察へ行きました。

はじめに教室で、日立建機浦幌試験場の信夫祐樹さんが、「日立建機株式会社がSDGsの目標達成に向けて、どのような取り組みをしているか」についてお話しました。
子ども達は、浦幌の自然環境を守るために、どのようなことをしたらよいのか考えました。また、日立建機株式会社のいろいろな種類の機械や燃料代を計算した数字を見て、ライフサイクルコストの考え方を学びました。
続いて、アークコーポレーション株式会社の前田佑惟さんは、浦幌町で見られる貴重な野鳥や渡り鳥についてお話しました。
子ども達は「なぜ浦幌町に野鳥が多いのか」考え、「浦幌には、海・山・湿原など多様な環境があるから」ということを学びました。さらに、野鳥観察に向けて、さまざまな鳥の分布と数を確認し、見分けがつきにくいガン類の見分け方を知りました。
町立博物館の持田誠さんは、浦幌町の植物と自然についてお話しました。
子ども達は、身近な植物を思い出しながら、浦幌町の自然の本来の姿や特徴、価値について学びました。人間が安心して暮らすため、産業の発展などのために、自然環境を壊してきたことを知り、本来の自然と人工の自然を比較して、深く考えている様子でした。
座学のあとは、バスで養老地区や愛牛地区を回り、講師の皆さん、日本野鳥の会の室瀬秋宏さん、浦幌野鳥倶楽部の武藤満雄さんの案内のもと、野鳥観察を行いました。
子ども達は、熱心に望遠鏡や双眼鏡を覗き、野鳥を観察しました。1時間半の観察時間で、マガン、ヒシクイ、シジュウカラガン、ハクガン、タンチョウ、オジロワシ、オオワシ、アオサギの8種類の鳥を見ることができました。
最後に、6年生を代表して村田一真さんが講師の皆さんに「今日は、野鳥や自然、いろいろなことを教えてくださり、ありがとうございました。野鳥観察、とても楽しかったです」とお礼の言葉を伝えました。
(地域おこし協力隊 上野結子)

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU