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浦幌新聞第105号(2)

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北海道浦幌町

■うらほろフォーラム2024
2月11日(日)に、うらほろフォーラム2024が中央公民館で開催されました。第1部ではうらほろスタイルについての1年間の活動やその成果の発表が行われました。第2部では、子どもたちが町に対して提案した地域活性化案の中から、大人たちが実現に向けて話し合う、子どもの想い実現ワークショップを来場者全員で行いました。

▽第1部 活動発表
始めに、上浦幌中央小学校の棚橋亨校長が「コーディネーターの校内配置による学びの広がり」の発表をしました。上浦幌中央小学校では、令和4年度から地域おこし協力隊を学習指導員として配置しました。「ふるさと学習の面で、学校・子どもと地域をつなげる役割をもつ人を校内に配置することで、より地域の皆さんから学ぶ機会が増え、子どもたちの知りたいことや興味のあることを深めていけるようになりました。」と発表しました。
次に、「浦幌部」による1年間の活動報告を行いました。地域おこし協力隊の上野結子さんと、浦幌部員の下坂愛果さんが登壇し、1年間の活動の成果と学びについて話しました。また、昨年浦幌部を卒業し札幌の大学に通う浦幌部OBの嶋田諒さんと佐藤慶太さんが、「後輩たちのために何かできることをしたい」と思い立ち、活動報告動画を作成し、上映しました。
最後に、うらほろスタイル発展の取り組みとして、千葉大学教育学部准教授の丹間康仁さん、(一社)十勝うらほろ樂舎の上田真弓さんが、休眠預金を活用した地域の担い手育成事業について成果と課題を報告しました。中高生・若者を対象にしたアンケートを実施し、うらほろスタイル教育が子どもたちにとってどのように影響しているのか、具体的な数値で表しました。それをもとに、子ども達にとって地域への愛着が育まれていること、今後その子ども達に対して、大人がどのように関わっていくとよいかなどの、成果と今後に向けての課題を明らかにしました。

▽第2部 100回突破記念 子どもの想い実現大ワークショップ
小中学生が町に提案した地域活性化案や太陽への手紙をもとに、大人たちが実現に向けて話し合う「子どもの想い実現ワークショップ」(以下子どもの想いWS)が、昨年8月7日(月)に第100回目を迎えました。これを記念し、第2部では、来場者の皆さんで大ワークショップが開催されました。子どもの想いWS事務局の井上陽さん運営のもと、参加者は実現に向けて前向きに、ワクワクしながら意見を出し合いました。
(地域おこし協力隊 犬養竣)

■編集後記
小倉は、しゃっこいフェス2024で、出店ブースとして参加させていただきました!
僕は、高校生の時にも出店したことがあり、浦幌部のみんなと浦幌産のカボチャを使ったスープやパンなどを販売しました。その日はものすごく寒かったのですが、たくさんの方に自分たちが作ったものを食べていただき、嬉しい気持ちになったのを覚えています。また、僕も子ども達も大人も、全力でチャンバラをしていて、とても楽しかったです。
これからも子ども達に負けずに、自分自身も楽しみながら、しゃっこいフェスを盛り上げていきたいと思います!
(りっきー)

2024年(令和6年)3月25日(月曜日)
発行元:うらほろスタイル推進連携会議
~平成19年度の中学生からの提案を受け道教育大釧路校の学生と地域おこし協力隊が共同で制作しています~

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