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〔特集〕お口にまつわるいろんなお話(2)

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北海道滝川市

■できることからはじめてみましょう。
・歯を守るために
・健康のために

チェックリストの結果はいかがでしたか?あらゆる口腔トラブルは習慣の積み重ねから引き起こされます。このコーナーではお口の健康を保つのに役立つ知識や、気軽にできるお口の体操などをご紹介。できることから、習慣にしていきましょう。


かむことだけでなく、姿勢にも目を向けてみましょう。姿勢が悪い状態で食事をすると、幼少期の場合は下顎(あご)が育ちにくくなり、歯並びやかみ合わせに影響を与えます。食べ物が気管に入り誤嚥(ごえん)(※)の原因となりますので、高齢者の方は特に注意が必要です。
※誤嚥:食べ物や唾液を飲み込んだときに気道(気管)に入ってしまうこと。

・顎が引けている
・こぶし1つ分くらい空ける
・椅子(いす9に深く腰を掛ける
・足底が床に着いている
骨盤が立つことで上半身のゆがみ予防・改善にもつながります!


歯はそれぞれ役割が異なり、前歯や犬歯は主に食べ物をかみ切る役割が、奥歯には主に食べ物をすりつぶす役割があります。かみやすいという理由で、特定の歯だけでかんでしまうと、それがかみ癖となり、歯に負担がかかったり、顎関節症(がくかんせつしょう)の原因になったりします。

○かみ癖がついてしまうと…
顔の筋肉バランスが崩れ、骨格がゆがんでしまいます。ゆがみは背骨にまで及び、頭痛や肩こり、腰痛など口まわり以外の不調の原因になります。


あまりかまなかったり、食べ物を飲み物で流し込んだりするのを習慣にしてしまうと、口の筋肉が使われず、口を閉じる力が育たなかったり、衰えたりしてしまい、結果として口呼吸や口の乾燥を招きます。食事は、ひと口30回を目標に、よくかんで食べましょう。

唾液が多く分泌され、胃の負担が軽くなったり、顔の筋肉をよく使うことで小顔効果が期待できたりとメリットがたくさん!30回もぐもぐ


○あー 口をできるだけ大きく開けて声を出す。
○んー 舌を上顎に押しつけ、奥歯をかみしめ声を出す。
交互に3回ほど行いましょう。こめかみの上にある側頭筋や頬ほほの後ろにある咬こうきん筋、舌ぜっきん筋などかむ力に関わる筋肉を鍛えられます。


吹き戻しや吹き上げパイプなどは、楽しく遊べるだけでなく、遊ぶ行為そのものがお口のトレーニングになります。


・コップ1cmくらいの水を用意
・右頬で10秒ブクブク
・左頬で10秒ブクブク
・上唇で10秒ブクブク
・口全体でブクブク

日常的に口腔機能を鍛えましょう。歯磨きのときなど、1日1回は行うようにしましょう。


あー(1)口を大きく開く
いー(2)口を大きく横に広げる
うー(3)口を強く前に突き出す
べー(4)舌を突き出し下に伸ばす

(1)~(4)を1セットとして、まずは1日5セットを目標に行ってみましょう。

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