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令和5年度村政執行方針 真狩村長 岩原清一(4)

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北海道真狩村

■健康とつながりを大切にする地域づくり
健康的なからだをつくるには、栄養バランスのとれた食事や適度な運動、十分な睡眠をとり、正しい生活習慣を定着させることが重要です。
乳幼児期から高齢者まで継続した生活習慣の改善や定期的な健康診査と病気の早期発見のためのがん検診等を実施し、健康意識の醸成を図るため、引き続き保健指導を行います。
倶知安厚生病院第2期整備事業の進捗は、令和4年度に精神神経科病棟の改修、北棟と保育所等の解体撤去までが終了しています。本年度4月からは、増築棟の建設工事を着工し、令和6年11月までにリニューアルオープンを予定しています。
倶知安厚生病院はこれからも、地域センター、災害拠点病院としての役割を担い、病院経営の効率化のため地域に合った機能転換に向けた要請活動を継続し、国・北海道へ財政支援を求めていきます。
後志の神恵内村、泊村及び留寿都村と連携し、生まれてきた子ども達に生年月日と名前が刻印された、世界にひとつだけの「君の椅子」の贈呈を始めました。本年度も引き続き「生まれてくれてありがとう」の気持ちを込め出産祝品贈呈事業を実施します。また、子どもを産み育てやすい環境づくりのため、出産・子育て応援給付金を支給します。
子育て家庭への経済的負担の軽減と移住定住の促進のため実施していた3号認定こどもの保育所利用者負担金減額は、引き続き期間を3年間延長します。
障害のある方が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービス、相談支援、地域生活支援事業を障害者支援施設や障害福祉サービス提供事業所などと連携していきます。
認定こども園まっかり保育所では、就労等で家庭保育ができない子どもたちには保育所としてのサービスを提供し、それ以外の3歳以上の子どもたちには幼稚園と同様な受け入れを行い、幼保一元化し、健全な子どもの育成に努めます。
子育てをする若い世帯の相互交流の場として、子育て相談、情報提供、各種講座の開催や助言などの援助を真狩村地域子育て支援センター「ゆうゆう」を拠点に、家庭と地域のつながりを大切にしながら子育て支援の充実に努めます。
国民健康保険事業では、保険料負担を負担能力に応じた公平なものとするため、保険税賦課限度額を医療給付費等の増加や限度額超過世帯割合が0・5%から1・5%台となるよう、限度額を2万円引き上げ104万円に改正します。
野の花診療所では、本年度も適切な医療を確保するため、老朽化した医療機器の更新を行います。
高齢者の方が、住み慣れた地域で安心して、自立した生活を送るため、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築に努め、関係機関との連携を大切にし、相談や見守り体制等の生活支援サービスの整備や医療・介護との連携推進に努めます。

■インフラの長寿命化と農業基盤の整備
安全で快適な暮らしを実現するために、公営住宅や道路、簡易水道・下水道など長寿命化のための施設管理と計画的な整備、また農業・農村の持続的発展のため、生産の基盤となる農地整備を進めます。
村道の整備につきましては、昨年に引き続き北7線通り舗装補修工事、社地区宅地造成に関連し北8線社新道線改良工事。橋梁長寿命化事業については、15号橋補修工事のほか、6号橋補修設計、第2泉橋など橋梁の定期点検を行い、より長期間の使用を可能とするための計画的な改修を進めます。その他村道及び河川の維持補修につきましては、地域の要望や破損など、緊急性のあるものを優先に実施します。
除雪事業につきましては、冬期間の安全な交通確保と快適な生活環境を守るため、効果的な除排雪に努めます。公営住宅につきましては、「真狩村公営住宅等長寿命化計画」に基づき、既存公営住宅の屋根塗装・外壁改修工事など、長期的活用や住宅環境の改善を図り、適正な維持管理に努めます。
ふれあい広場パークゴルフ場につきましては、健康増進、憩い、交流の場として適正管理を行い、コロナ渦で落ち込んだ利用者数の回復に努めます。
簡易水道及び下水道事業につきましては、適正な維持管理を行いながら、快適な生活環境の向上と水質の管理・保全に努めます。
農業基盤の整備につきましては、引き続き「道営水利施設等保全高度化事業」により、区画整理・暗渠排水等の工事を実施するとともに、受益農家の負担軽減に取り組みます。

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