地方自治法第199条第9項の規定によって、令和4年度第3回定例監査の結果を次のとおり公表します。なお、本監査は真狩村監査基準に準拠して実施しました。
令和5年2月16日
真狩村監査委員 印南正治
真狩村監査委員 佐々木義光
1.監査年月日
令和5年2月10日(1日間)
2.監査場所
真狩村役場監査室
3.監査の種類
地方自治法第199条の規定に基づく定例監査
4.監査対象
備品台帳の整理及び管理状況について
5.監査の着眼点
備品台帳の整備などの事務処理、備品の管理状況及び適正管理に向けた取組等の調査
6.監査の実施内容
総務課(財政係)にて管理する備品台帳の写しを提出させ、あわせて各課職員から管理状況などの聴取を行うとともに、抽出した箇所(防災資器材倉庫、庁舎)での現地確認を行った。
7.監査の結果
今回は、備品台帳の整理及び管理について、適正に行われているか監査を実施した。監査結果としては、備品の整理及び管理は概ね適正に行われているものと認められる。
ただし、一部において、次項のとおり改善や検討を要する事項が見受けられたので、これらに十分留意し、適正な備品管理に向けて、より一層の努力をされたい。
8.指摘事項
備品台帳の中に取得年月日、取得価格、供給者等が空欄のものが見受けられたので、関係書類等を調査の上、整備されたい。
また、既に廃棄されている備品が、事務的な手続の漏れで、廃棄又は所管の変更等がされていないもの確認されたので、この機会に台帳にあるすべての備品について、改めて確認を行い、速やかに廃棄等の手続を進められるとともに、経年等の理由により、現在、使用していない又はできない物品についても確認されたので、併せて廃棄手続を進められたい。
備品管理について、実際に備品を使用、管理等を行う所管課と総合管理を担当する総務課との間で、定期的な確認を行うなど、より適正な備品管理が図られるような仕組みについて検討されたい。
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