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自治体の皆さまへ

ごみ処理の状況について(2)

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北海道網走市

今のごみ処分場の延命化対策に一定の費用をかけて少しでも長く使うことで、次のごみ処分場を建設する際の市の財政負担への影響を少なくできると判断しました。ただし、残余測量の結果が令和9年度までとなっていること、工事完了まで6年間かかることから、令和10年度から使う次のごみ処分場の工事に向けて準備は、令和4年度より開始していますが、延命化対応の効果予測により、満量期間の延長が見込める場合には、工事を後に延ばすことも検討していきます。

▽分別・ルールの検討
今後、広域での焼却処理、新たに対応していく※「製品プラスチックの再資源化」に向けた対応への検討の中で、わかりやすい分別・ルールの検討をしていきます。
※ポリバケツや定規、ハブラシなどそれ自体が商品であるもの。

▽ご協力をお願いします
今後も市の広報、ごみ通信などでごみ処理とごみ処分場の状況をお知らせしてきます。
家庭や職場でのごみの分別に引き続きご協力をいただきますとともに、ごみ処分場の延命化へのご理解と取り組みへのご協力をお願いします。

■延命化にすぐに効果が出る取り組みにご協力お願いします。
埋立ごみ(赤い袋)に、資源物となる「紙類」や「食品トレイ」、「容器包装プラスチック」を入れない。
ごみ処分場に埋め立てるごみの中で、「埋立・粗大ごみ」の量は、横ばいの状況です。
これまでのごみ質調査で、埋立ごみへの資源物と容器包装プラスチックの混入率が家庭から出る埋立ごみで約30%、事業所から出る埋立ごみで約50%となっています。
特にこの2つの分別にご協力をお願いします。

■埋立ごみによく入っている残念なもの
リサイクルできるごみのため、それぞれ分別して資源として活用できるようご協力ください。
※詳しくは本誌をご覧ください。

■ごみ処分場延命化の取り組み
(1)生ごみ堆肥化率の向上
年間での生ごみ堆肥化率77%の維持を目標とし、向上への取り組みも進めます。

(2)新たな破砕機の導入
大型で破砕できず埋め立てているごみを破砕し、埋立容積を3分の1に縮減していきます。〔令和6年2月納品〕

(3)紙おむつの減容処理
民間委託の高温高圧処理をして70%減容し、埋め立てます。

(4)汚れなどで埋め立てとなる紙類などの減容処理
令和5年度より、埋め立てしている汚れなどでリサイクルに回せない紙類・古着などの布製品を大空町への委託焼却処理で、90%減容化します。

(5)即日覆土量の削減
ごみの飛散防止と臭気対策のために土砂で覆う即日覆土を本来の対策に留意しながら、覆土量を少なく(薄く)することにより埋立量の減量を行います。

(6)その他の取り組み
・埋立ごみに含まれる資源物の資源化促進
・事業者への事業系ごみ排出啓発と指導
・最終処分場の埋立量変更による容量の増加

問い合わせ:生活環境課
【電話】内線328

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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