[特集1]令和5年度町政執行方針(5)

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【行政改革の推進】
行政が、町民の皆様に信頼され、頼りにしていただけるものであるよう、これまでの制度や慣習を見直し、無駄の排除や情報公開を徹底するほか、国が推進する自治体DX(デジタル・トランスフォーメーション)については、計画的に自治体情報システムの標準化・共通化に取り組んでまいりますとともに、スマホアプリの「LINE」などを活用したデジタルサービスの実装にも取り組んでまいります。
引き続き効率的な行政運営と行政サービスの質的な向上を目指し、人事異動などによって、組織の活性化も常に促してまいりたいと考えているところでございます。
私を含め、町職員全員が一致団結して、町民の視点に立ってものごとを考え行動できるよう、さらなる意識改革に全力を尽くしてまいります。

【むすび】
以上、町政執行に臨む私の所信の一端を述べさせていただきました。
4年前、私は、長引く人口減少や厳しい財政状況などにより、地方は生き残りをかけた時代にある、という認識のもと、ふるさと苫前を「いつまでも暮らしていける苫前」にするため、町民の皆様と真摯に向き合い、対話を重視し、皆様の想いを町政に反映させていかなければならない、との決意を、所信表明で述べさせていただいたところでありました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に見舞われる中、これまで私たちが大切にしてきた「人と人との繋がり」が脅かされ、新しい生活様式に社会を適応させなければならない事態となりました。
予測できない感染症への対応に限らず、社会は今、急速な流れで進んでいます。地域にとって何が必要で、何が不必要なのか、しっかりと精査をしなければならないときであります。
「ウィズコロナ」から、いよいよ「アフターコロナ」へと転換しつつある中、「人と人とのつながり」を取り戻し、町民の皆様との対話を重視した町政運営を、しっかりと作り上げていくべく、全力を尽くしてまいる所存であります。
結びに、改めまして町民の皆様、町議会議員の皆様の、町政に対する一層のご理解とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げ、令和5年度の町政執行方針といたします。