[特集2]令和5年度苫前町教育行政執行方針(1)

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令和5年第2回苫前町議会定例会の開会に当たり、苫前町教育行政執行方針を申し上げ、広く関係各位、関係機関・団体の皆様のご理解とご支援を賜り、知恵と創意工夫をこらし、町民各位の期待に応えるよう諸施策の推進に努めてまいりたいと考えています。
人口減少社会やSociety5・0の到来、グローバル化の進展などにより、人々の価値観や生活様式、ワークスタイルが大きく変化している現代社会にあって、次代を担う子どもたちが、夢や希望を持ち、様々な困難を乗り越え、多様な人々と協働しながら持続可能な社会の創り手として成長していくことができるよう、各種施策の推進が必要であります。
このことを踏まえ、苫前町教育委員会では、家庭や学校、地域が一丸となって教育を推進する環境づくりに努めてまいります。

【子ども・子育て支援】
安心して子どもを産み育てやすいまちの実現に向け、苫前町子ども・子育て条例の下、関係部署と連携し、各種施策を展開いたします。
国の無償化対象外である3歳未満児の保育料は、町の独自施策としての無償化を継続し、保護者の経済的負担を軽減するとともに、保護者が仕事と家庭を両立できるよう放課後児童クラブを積極的に支援します。
現在の「第2期子ども・子育て支援事業計画」は、令和6年度に計画期間の終了を迎えるため、次期計画策定のための準備として、サービスのニーズ調査を行います。
幼児期は生涯にわたる人格形成の基礎が培われる重要な時期であることから、認定こども園と小学校との幼小連携・接続に取り組み、一貫性のある質の高い教育・保育サービスの提供に取り組んでまいります。