◆健康長寿の鍵は、フレイル予防と適切な対応!
高齢期になっても元気で活躍するためには、健康寿命を延ばすことが大切です。そのために、フレイルについて知ることはとても大事です。
「フレイル」とは簡単に言うと、健康な状態と要介護状態の中間の段階を指します。大きな特徴としては、フレイルに気付き早めに対応すれば、再び健康な状態に戻れるということです。フレイル予防と適切な対応は、まさに健康長寿への鍵と言えるでしょう。
◆フレイルには三つの要因があります
フレイルは身体的な問題だけでなく、精神心理や社会的な問題も含まれることから、大きく三つの種類に分けられます。
一つ目は「身体的フレイル」で、運動機能低下や筋力の衰えなどが代表的なものになります。二つ目は「精神・心理的フレイル」で、定年退職や配偶者を失うなどの喪失体験により引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症状態などを指します。三つ目は「社会的フレイル」です。社会とのつながりが希薄化することで起こる孤立状態や、経済的困窮がこれにあたります。これら三つのフレイルは相互に関係しあっており、連鎖していくことで悪化すると、急速に要介護状態になる危険性があります。
◆いくつになっても自分らしく
年齢を重ねて心身の衰えや不調を感じ、病気などで手助けが必要になることは避けられません。
しかし「もしかしたらフレイルかも」と感じたときに適切に対応することができれば、その後に間違いなく良い影響をもたらすでしょう。老いと上手に付き合うことも、健康長寿の秘訣です。いくつになっても自分らしく、生きがいを持って輝いていたいですね。
詳細:
・NPO法人ママサポートえぷろん
【電話】25-6000
・役場福祉課高齢者福祉担当
【電話】28-3854
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