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町政の執行方針(2)

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北海道鷹栖町

■あらゆる人の希望に寄り添う 幸せな暮らしを実現するまち
鷹栖町における今後の子育て環境の方向性を検討する「子育て未来会議」を令和4年度に設置し、中間報告をいただいた上でさらに協議を進めています。令和5年度は、保護者アンケートなど住民ニーズを把握した上で、今後の町立保育園の統廃合を含めた児童福祉施設の適正規模や子育て支援事業の在り方について検討していただき、最終答申をいただく予定をしております。町としても、この最終答申を受けて早い段階で方向性を決定し、住民への周知説明を行います。
未来を担う子どもたちの健やかな成長を支援するため、子ども医療費助成事業の対象年齢を18歳の年度末まで拡充(1)いたします。
また、国の交付金を活用した出産・子育て応援事業として、妊娠届出や出生届出を行った妊婦に対し、それぞれに5万円を支給する経済的支援と面談による相談支援を一体として実施します。
不妊治療費助成金についても引き続き取り組み、医療保険適用後の自己負担分の軽減を図ります。
子どもの発達課題に応じた支援を強化するため、発音がはっきりしない児童を対象とした言語聴覚士によるオンライン指導・訓練を受けることができる体制を整備するほか、自発的な視力検査が可能となる3歳児健診において弱視を発見する精度をあげるため、屈折検査機器を導入して早期発見早期治療につなげてまいります。
誰もが住み慣れた地域で自分らしい暮らしが続けられるよう、必要な支援を提供する地域包括ケアシステムを構築し、町民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共に創り上げていく地域共生社会の実現を目指してまいります。子育て、障がい、介護、生活困窮など分野横断的な暮らしの悩み事に対応するため、生活福祉相談センターが中心となって相談から地域づくりまで一体的に支援する重層的支援体制整備事業を継続して取り組んでまいります。
心筋梗塞や脳梗塞を発症した町民の8割は高血圧症患っていました。高血圧の要因に塩分の過剰摂取があることから、塩分摂取量検査を導入(2)して摂取量の見える化を図り、個々の食生活に応じた保健指導に取り組んでまいります。また、総合型地域スポーツクラブと連携し、保健師による保健指導とフィットネス教室や健康ポイント事業などの運動習慣化事業を一体的に進めてまいります。
令和4年度に取り組んだ特定健診データを医療機関から情報提供を受けるモデル事業は、負担が少なく受診率の向上が期待できることから、令和5年度から本運用を開始します。提供されたデータから保健指導につなげることで、生活習慣病の重症化予防につなげてまいります。

▽ポイント01 子ども医療費助成事業対象年齢拡充
・満18歳の年度末までの子どもの入院・通院に係る医療費を助成します。
・交付された受給者証を医療機関等の窓口に提示していただくと、自己負担がありません。(保険対象外、入院時食事代等を除く。)

▽ポイント02 特定健診塩分摂取量検査
どうして塩分摂取量?
・心筋梗塞や脳梗塞を発症した町民の8割に高血圧の症状があります。
・塩分の過剰摂取は高血圧の要因の一つだとされており、塩分摂取量を見える化し、生活習慣改善の動機付け・保健指導に取り組みます。

〔令和5年の特定健診メニュー〕
・問診、身長・体重・腹囲・血圧測定
・血液検査(中性脂肪、HDL・LDLコレステロール、AST、ALT、γーGTP、クレアチニン、空腹時血糖、HbA1c、尿酸、貧血(赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット))
・心電図検査
・眼底検査
・尿検査(タンパク、糖、潜血)
・尿中塩分摂取量(30代、40歳以上国保加入者、生活保護のみ)
・診察

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