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自治体の皆さまへ

関東大震災から100年 被災者(避難者)にならないために(1)

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千葉県白井市

今から100年前の1923年9月1日、神奈川県西部を震源とするマグニチュード7.9、最大震度6の大地震が発生し、これによる死者・行方不明者は10万5千人余りに上りました。このときの地震災害は「関東大震災」と呼ばれ、この日にちなんで、毎年9月1日は「防災の日」と定められ、災害について再認識する日とされるようになりました。
現在、南海トラフ地震や首都直下地震は、今後30年以内に70~80%の確率で発生すると言われており、大地震はいつ発生するか分からない状況です。自らが被災者(避難者)にならないために、地震について認識を深め、防災対策の見直しを行いましょう。

■『大地震が発生したら避難所に避難するもの』と考えていませんか?
○避難は絶対じゃない!
自らの生命と家族の安全が確認され、自宅などが倒壊せず、火災で全半焼しない限り、避難所へ行く必要はありません。重要なのは、避難者とならないために、住んでいる住宅や地域の災害リスクを理解し、避難をしなくても済むように、事前の備えを行うことです。

○避難しないための備え
・自宅の耐震性を確保する(木造無料耐震診断相談P.11を活用ください)。
・家具や大型家電の転倒防止対策をする。
・ガラスの飛散防止をする。
・通電火災の防止のため、感震ブレーカーを設置する。
・飲料水や食料、生活必需品を最低3日分、できれば1週間分備蓄する。

○それでも避難しなければいけない時に備えて
・家族の安否確認方法や避難場所、避難経路を確認する。
・貴重品や懐中電灯、非常食、感染防止品などを入れた「非常持ち出し袋」を用意し、定期的に点検する。

○避難をする場合は「分散避難」を
・避難所に人が集中すると、新型コロナウイルスなどに感染するリスクが高まるため、まずは親戚や知人宅、ホテルなどへの避難といった「分散避難」を検討しましょう。

■緊急情報の入手手段を確認しましょう
○防災行政無線
市内設置のスピーカーから避難情報などをお知らせします。
放送内容を確認できるテレホンサービスを行っています。

○防災行政無線再聴サービス【電話】0120-980-775

・市ホームページ
・市公式LINE
・市メール配信サービス
・気象庁「キキクル」
・千葉県防災ポータル
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください。

■緊急地震速報が発表されたら、まずは自分自身の安全確保を
緊急地震速報が発表されてから強い揺れが来るまでの時間は、数秒から長くても数十秒しかありません。今いる場所で、まずは自分の身を守る行動をしましょう。

・姿勢を低くし、机やテーブルの下に入り、頭を守る。
・頭を守るものが無い場合は、腕や荷物を使って頭を守る

問合せ:危機管理課
【電話】401-4650

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