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自治体の皆さまへ

令和4年度決算のあらまし(1)

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千葉県館山市

市民の皆様の税金がどのように使われているか明らかにするため、令和4年度決算についてお知らせします。
令和4年度の決算は、一般会計と特別会計(下水道事業会計を除く)を合わせて、
歳入368億871万円、歳出353億2,052万円
となりました。一般会計を中心に、詳しい決算の概要と財政状況をお知らせします。

◆一般会計歳入歳出及び実質収支の推移

令和4年度における一般会計の決算規模は、
歳入 235億8,431万円
歳出 227億2,103万円
実質収支 7億3,601万円 となりました。
令和元年房総半島台風などによる災害関連費用や、新型コロナウイルス感染症関連費用の減少により、歳入・歳出ともに前年度から減額となりました。
※実質収支とは…歳入と歳出の差額から、翌年度に繰り越すべき財源を引いたもので、純剰余金(純損失)となるもの。

◆歳入 主なもの
▽歳入の特徴(対前年増減・比)
・国・県支出金 55.2億円(-7.2億円・-11.5%)
国による臨時特別給付金の減少や、令和元年房総半島台風等の被害を受けた農業施設復旧補助の終了などにより減少。
・市債 23.3億円(+6.0億円・+34.7%)
清掃センター長寿命化工事や館山中学校整備事業により、地方債の借入額が増加。

市税:市民税、固定資産税、たばこ税など
地方交付税:全国の自治体が一定レベルの行政サービスができるよう、財政力に応じて国から交付されるもの
国・県支出金:特定事業経費の一部を国や県から交付されるもの(公共施設の改修費、児童手当、選挙費用など)
市債:公共施設などの整備・改修のため国や銀行から借りるもの(市の借金)
繰入金:基金(貯金)からの取崩金

◆歳出 主なもの
▽歳出の特徴(対前年増減・比)
・補助費等 29.7億円(-5.0億円・-14.4%)
下水道事業会計への負担金の減少や、令和3年度では災害ごみの補助金を返還したことにより減少。
・扶助費 42.4億円(-6.6億円・-13.5%)
国による臨時特別給付金の減少等により減少。
・投資的経費 37.9億円(+9.6億円・+33.9%)
清掃センター長寿命化工事や館山中学校整備事業の実施などにより増加。

扶助費:生活困窮者・障害者などのサポート費用(生活保護費、児童手当など)
投資的経費:道路・学校などの公共施設の改修費用
人件費:市長や市職員、消防団員などに対する費用
物件費:備品の購入や業務委託など、消費的な性質を持つ費用
補助費等:各種団体に対する補助金や負担金

◆市債(借金) 現在高の推移
令和元年台風災害による被害からの復旧事業や新給食センターの建設事業などの実施により、一般会計においては近年増加傾向にあります。
令和4年度も清掃センター長寿命化工事や館山中学校整備事業の実施によって、地方債残高が増加しています。

▽市債(借金)の役割
単年度の財源確保:大規模事業に取り組むときに、市債により収入を確保することで、他の必要な行政サービスを滞りなく実施するため
世代間負担の公平性:将来にわたり利用される公共施設(道路、学校など)は、整備した年の市民が負担するだけでなく、将来住む人にも平等に負担を求めるため

問合せ:行革財政課
【電話】22-3291

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