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自治体の皆さまへ

特集1・自分らしく輝けるまち(2)

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千葉県館山市

◆からだも頭も”元気がでる” 体操教室
体操教室で輝く 今井敏子さん(73歳)
元気がでる体操教室 二子げんきかい 運営
元気に暮らすコツ:「色々な場所に出かけること。美味しい食べ物を食べること。」

二子青年館で月2回活動している、元気がでる体操教室「二子げんきかい」の運営を担当している今井敏子さん。包括支援センターの声掛けで平成28年から始まった「二子げんきかい」は今年で8年目を迎えました。教室では体操をするほかに市の出前講座を開催したり、お花見会をするなど交流を深めています。イベントごとに文章やイラストを工夫してチラシを作り、地域の回覧やポストに届けるなど「縁の下の力持ち」です。体操教室の活動を通して「自分の世界が広がっていく感じがする。出前講座で参加者の生活にも役立つ情報を教えてもらうなど、来てよかったなと思ってほしい。」と語る今井さん。
面白そうなことがあると博物館や科学館、音楽鑑賞会などに出かけるなど、興味を持ったことに対して全力で取り組む勉強熱心な姿勢が、今井さんの笑顔の秘訣です。

◆44年続く朗読ボランティア
ボランティアで輝く 浦上惠美さん(88歳)
ボランティア団体 麦の会 創立者
元気に暮らすコツ:「人生に生きがいを持つこと。何歳の時にはこれをしようという目標を持つこと。」

広報「だん暖たてやま」や「市議会だより」など朗読し、CDに録音して無償で郵送する活動をしているボランティア「麦の会」の創立者である浦上惠美さん。視力に障害がある方にも“声”で市の情報を伝えてあげたい一心で、昭和54年に仲間と3人で活動を始めました。“ボランティア”という言葉もなく、社会福祉協議会もまだない時から活動し「麦の会」は44年目を迎えました。
ボランティアの他にも書道の先生を務める浦上さんは「なんでもとことんつきつめる職人肌なので、まだまだこうしたいという目標がある。子どもたちのと触れ合いで元気をもらっていて、字が読めて声が出る限りこの活動を続けたい。」と前を見据えて語ってくださいました。

※「声の広報」は、社会福祉協議会(【電話】23-5068)で申込みできるほか、高齢者福祉課窓口前に設置しています。

◆地域共生社会の実現に向けて
6名のインタビューで共通していたのは「人と関わることで活力をもらえる」という点でした。社会とつながることで社会貢献というやりがい・生きがいを得るだけでなく、健康寿命の延長という介護予防にもつながっています。
市では、高齢者が生きがいを持てるよう多様な地域活動を展開するとともに、高齢者の社会参加を促すことによって地域において支えあう環境づくりを推進します。

図・「館山市高齢者保健福祉計画(令和3~5年度)」より

問合せ:高齢者福祉課
【電話】29-5386

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