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自治体の皆さまへ

認知症になっても安心して暮らせる社会を

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千葉県鴨川市

国では、2025年に認知症高齢者数が約700万人に達すると推計し、65歳以上の5人に1人が認知症になると予測しています。
アルツハイマー型認知症は、正常な脳の神経細胞が破壊され脳を萎縮させるもので、誰でもかかる可能性がある身近な脳の病気です。
認知症になると日常生活全般にさまざまな支障が出てきますが「何もわからない、何もできない」わけではありません。認知機能が低下しても、自分らしく暮らしている方がたくさんいます。そのためには、家族だけではなく、地域の皆さんの理解も必要となります。

■認知症の方への対応の心得
1. 驚かせない 
2. 急がせない 
3. 自尊心を傷つけない

■具体的な対応の7つのポイント
1. まずは見守る
2. 余裕をもって対応する
3. 声を掛けるときは1人で
4. 後ろから声を掛けない
5. 相手の目線に合わせて優しい口調で
6. おだやかに、はっきりした話し方で
7. 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する

◆9月21日は世界アルツハイマーデー 「自分ごと」として地域で支援しよう
9月21日は世界アルツハイマーデーです。この機会に、認知症を他人ごととして無関心でいるのではなく自分ごとと捉え、理解を深め、認知症の方と家族を地域で支援していきましょう。

◇認知症サポーター養成講座で理解を
市では、市民皆さんに、認知症の方や家族を見守る「応援者」になっていただくため、認知症の基礎知識、認知症の方への接し方講座(1時間~1時間30分)を行っています。知人、学校、サークル、企業などの団体で申し込みできますので、詳しくは、問い合わせください。

◇認知症高齢者などに見守りシールを配付
早期発見・保護を目的として、在宅生活をしている方で、認知症の症状により徘徊の心配がある方を対象に、QRコード付のシールを配布しています。
これは、認知症高齢者の衣服や持ち物に貼って使用するもので、発見者がQRコードを読み取ると、ご家族と伝言板でやりとりができるものです。どうぞ、気軽にご相談、問い合わせください。

■その行動って認知症? 「認知症簡易チェックサイト」で確認を!
「認知症簡易チェックサイト」は、いくつかの質問に答えるだけで、認知症の可能性をチェックできます。自分や身近な人で「同じ話を無意識のうちに繰り返す」「知っている人の名前が思い出せない」などの症状がみられる場合はどうぞご利用ください。携帯電話、スマートフォンからは、QRコード(※)を読み取ってください。パソコンからはアドレス(https://fishbowlindex.net/kamogawa/)からアクセスしてください。
(※)本紙またはPDF版8ページに掲載

問い合わせ:
福祉総合相談センター 【電話】7093-1200、
福祉総合相談センター・天津小湊 【電話】7094-5800
福祉総合相談センター・長狭 【電話】7096-5711

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