特集 あなたを救うがん検診(1)

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「検診」を受けていますか。検診と聞くだけで、少し身構えて、避けていませんか。
健康で日々穏やかに、楽しく過ごす。そんな誰もが願うであろう暮らしを送るには、自分の体の状態を知ることは欠かせません。
1981年以降、日本人の死因第1位は、がん(悪性新生物)です。高齢化の進展に伴い、発症数も年々増加し、2人に1人は一生のうちに何らかのがんにかかるといわれています。
加須市でも死因第1位で、約3割を占めます。がんは他人事ではなく、とても身近な病気です。
死因第1位となっているがんですが、早期に発見・治療することで、生存率は大きく上がります。
まずは、検診を受けませんか。

■がん検診受診率(加須市)
早期発見に大切な検診。
より多くの方に受けていただきたいです。
いきいき健康長寿課　課長(保健師)

出典：令和3年度　地域保健・健康増進事業報告

■がん発症数(全国)
○がんは年齢を重ねるほど増加します。
若い世代の方が、かかりやすいがんもあります。
子宮頸がんは、20代後半から30代での発症が多くなっています。
いきいき健康長寿課　保健師

出典：国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)2019年診断例

■がんのステージ別5年生存率(全国)
○がんは早期発見・治療で生存率が大きく変わります。
自覚症状なしに進行するがんを、早期に発見するための手段が、がん検診です。
いきいき健康長寿課　保健師

※肺がんの多くを占める非小細胞肺がんの生存率

出典：国立がん研究センターがん情報サービス「院内がん登録生存率集計」2013-2014年診断例の相対生存率