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自治体の皆さまへ

わこう市議会だより No.120 (3)

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埼玉県和光市

◆市政に対する一般質問ダイジェスト(続き)
◇(問)防災や災害発生時でのICT(AI)技術の活用について
菅原 満(すがわら みつる)(新しい風・希望)
質問:職員災害対応訓練での課題抽出と、災害発生時の情報把握や避難所対応にICT(AI)技術を活用してはどうか伺います。
危機管理監:連絡手段で主に電話を使いましたが、ふくそうや、前の電話内容を失念するという課題が見えました。記録に残る方法が確実な、情報通信技術について、さらに避難所立ち上げや混雑状況が分かるアプリを利用する自治体があり、災害時の情報等がリアルタイムで可視化できれば大変有効なので検討します。
その他の質問:児童生徒のICT機器利用での健康配慮等

◇(問)移動の不自由を感じないまちづくりで安心な暮らしと真のユニバーサル社会の実現を
伊藤 妙子(いとう たえこ)(公明党)
質問:障がい者も行動範囲を拡大できるよう、自動車燃料費補助金交付を、定期的に支援している同居以外の親族などにも対象を拡大してはいかがでしょうか。
保健福祉部長:制度上一定程度の制限を設けたものですが、県内の他の自治体において、同居をしていなくても対象と定めている事例もありましたので、本市でも前向きに検討したいと思います。
その他の質問:市民の安心快適な生活を守る条例改正、高齢者の交通支援となる循環バス運行見直し等

◇(問)和光市運動場の整備と和光スポーツアイランドの整備について
冨澤 勝広(とみざわ かつひろ)(緑風会)
質問:和光市運動場のスコアボードの改修と夜間照明の設置、和光スポーツアイランドクレーサッカー場の天然芝及び人工芝化について、12月議会後の市の対応を伺います。
教育部長:運動場については、財政状況を勘案しながら、危険度の判定や代替措置の対応を図っていきます。クレーサッカー場については、令和4年度の実施計画において令和6年度に設計業務委託料を、令和7年度から人工芝化工事費用を計上しています。
その他の質問:交付金、財政運営等

◇(問)職員が起こした不祥事に関して直属の上司がどのような責任を取るのか
鳥飼 雅司(とりかい まさし)(日本共産党)
質問:元和光市職員の不祥事に関する調査特別委員会が指摘する副市長の監督責任について伺います。
副市長:元職員のパワハラ行為は耳に入っており、指導してきました。パワハラ行為を明確にすることは厳しい状況下で、人事的配慮など前市長の判断によって行われたと考えています。
市長:監督責任は当然、市長、副市長、教育長にありますが、辞めるのではなく副市長が残るということも一つの責任の取り方ではないかと考えています。

◇(問)教育費の保護者負担軽減のため教材や副教材の無償化の努力
熊谷 二郎(くまがい じろう)(日本共産党)
質問:義務教育は無償とすることから、学習活動で使用する教材や副教材費の保護者負担軽減策を伺います。
教育長:保護者の過度の負担にならないよう、教材の購入にあたっては前年度の効果を確認し、各学校で購入品の精査をしております。今後タブレットを利用したドリルを活用することで教材費の削減ができるか検討していきたいと思っています。
その他の質問:子ども医療費助成、自動運転サービス、駅北口駅前広場整備、市長公約等

◇(問)生活保護受給世帯家庭訪問にオンラインの活用を
金井 伸夫(かない のぶお)(まちづくり市民の会)
質問:社会援護課における生活保護の業務時間は多く、業務負担が重い事業となっています。ケースワーカーの生活保護受給世帯家庭訪問においてオンライン訪問で効率化を図ってはどうか伺います。
保健福祉部長:他の自治体における取組などを注視し、ケースワーカーの業務負担軽減につながるDXの推進については導入を検討していきます。
その他の質問:市役所事業総点検、まちづくり条例、地域公共交通、和光市健全な財政運営に関する条例等

◇(問)MaaSアプリにマイナンバーカードと交通系ICカードを連携させた決済手段の実装を
猪原 陽輔(いはら ようすけ)(新しい風・希望)
質問:和光版MaaS構想の専用アプリに、前橋市が採用している、マイナンバーカードと交通系ICカードを連携させて決済する仕組みを実装してはいかがでしょうか。
建設部審議監:MaaSアプリの開発は、和光版MaaS構想において目指すところです。ご提案の連携の仕組みは、公共交通利用者の利便性を高めるものであると認識します。前橋市の事例は参考になることから、決済方法の一つとして研究してまいります。
その他の質問:DX、庁舎の狭隘化対策、ICT教育

◇(問)新たに導入される循環バスの運行交付金と交通系ICカード対応機の設置についての見解は
松永 靖恵(まつなが やすえ)(やさしい未来の会)
質問:10月からの循環バスの増便や路線拡充に伴い、新たに導入されるワゴン車及びマイクロバス等の運行交付金と利便性の良い交通系ICカード対応機設置について伺います。
建設部審議監:運行交付金は約1,200万円を見込んでいます。運行交付金に交通系ICカードに関する費用は含まれていませんが、利便性を考え導入に向けて事業者と調整を進めていきたいと考えています。
その他の質問:高齢者施策の充実、児童虐待、医療的ケア児、教育と福祉・医療の連携の重要性等

◇(問)統合型ケアは事業者の不断の努力で市内全域で実現できていることを確認する
安保 友博(あんぽ ともひろ)(緑風会)
質問:和光のモデル事業である1箇所の施設において高齢、障害、子ども、貧困を併せてケアできる「統合型モデル」を待つまでもなく、従来から各分野の事業者が連携して統合型ケアができていたのではないでしょうか。
保健福祉部長:地域の実情に合わせて、既存の施設を最大限有効活用し、連携を強めて進めていくというのが望ましいと考えています。
その他の質問:防災、和光北インター東部地区土地区画整理事業、元職員の不祥事等

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