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自治体の皆さまへ

全力で生きる技術(2)

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埼玉県幸手市

■100年に一人の逸材
棚橋弘至の三か条
第一条 つかれない
第二条 おちこまない
第三条 あきらめない
辛くて苦しい三か条です。でも、みなさんが社会に出ていくとき、これだけ覚えておけば必ず何とかなります。何かあった時に思い出してください。

◇第一条「つかれない」
僕は生まれてから、疲れたことがありません(笑)。
実は「疲れたことがない」ってのは魔法の言葉で、「疲れた」っていう言葉は周りに伝染するんだよね。だから、「疲れた」っていうネガティブな言葉は使わないようにしています。
これを、違う表現に変えればいいんだよね。「体が重い」とかね。
疲れたは禁止しよう、西中学校は疲れた禁止!今日から(笑)。

◇第二条「おちこまない」
落ち込むこともあるけど、落ち込む暇があったら切り替えてつぎに進んだ方がいい。落ちこむ時間すらもったいない。

◇第三条「あきらめない」
もう生まれてからあきらめたことがないから。これからみなさんも目標に向かって進んで行く中であきらめず頑張ってほしい。上手くいかなくても必ずつぎにつながるから。

◇まとめ
野球、大学受験、プロレスといろいろなことをやってきたけど、野球で培った体力、大学受験で身に付けた学力、これが今、全部生きてると感じています。
みなさんも、今やっている勉強、運動これから進んでいく高校、大学、社会人。全部その後の人生に必要なもので無駄なことは一つもない。だから、今やっている学校の勉強も運動も辛く感じるかもしれない。でも絶対役に立つ!だから、今の生活の何もかもを全力で、精一杯頑張って楽しい学校生活を送ってください!

■3年 青木睦実さん
棚橋選手みたいな強い選手や、実績を残している選手は見えないところですごい努力をしているんだなと感じました。
モチベーションの保ち方、「つかれない」「おちこまない」「あきらめない」っていうのを、進路実現もそうですが、これからの生活に活かしていきたいと思います。

■3年 大西貫太さん
棚橋選手のモチベーションを保つ方法として、「自分の頑張りを見て、それを見てくれた人が喜んでくれること」をモチベーションにしているということが共感できました。
自分の周りの人を喜ばせるために、頑張っている姿を見せていきたいと思います。

■幸手市の子どもに向けてのメッセージ
受け入れることから始まる「棚橋の受け身式思考法」。困難なことがあっても一回受け入れる。受けてみれば、その問題のダメージの大きさが分かる。そうすれば対処方法が分かる。ぜひこれを思考の一部に取り入れてほしい。
それを踏まえて、みなさんにはコロナの影響で、思い出を作りにくくなった現状を受け入れてほしい。そうすれば、これから成長していく過程で、同じようなことがあっても越えられる。そして、必ず楽しいことが待っているから!心配しなくていいよ!それらを全力で楽しんでください!

※幸手市の指定管理者の自主事業として西中学校にて実施しました。

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