議会だより(6)

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◆教育環境関係
▽朝霞第二中学校の今後
・本田麻希子議員
学校施設長寿命化基本方針において、第二中学校は改築の優先度が最も高いとされているにもかかわらず、今年度改修工事をすることで今後の建て替えが先延ばしになります。しかし、第二中学校は校舎コンクリート躯体の劣化が進んでいること、水害からの避難をするには低すぎることもあり、建て替えるべきです。この第二中学校の改築について、今後具体的な検討に入るのでしょうか。
・学校教育部長
令和元年度に策定した学校施設長寿命化基本方針では、朝霞第二中学校が最も改築の優先度が高いと位置づけています。現在、学校施設の改築や大規模改修の時期等については、教育委員会内で考えを整理しているところですので、第二中学校の改築も含め、これまでよりスピードを上げて取り組んでいきたいと考えています。
その他の質問項目：ファミリーサポートの改革/精神障害者の地域包括ケア/コミュニティソーシャルワーカーの配置/水害への対応/学校への看護師配置

◆建設関係
▽朝霞台駅のエレベーター設置について
・福川鷹子議員
議員に当選してから今日まで東武東上線の改善策を質問してきました。朝霞台駅に急行停止、朝霞駅にエレベーター設置、ホームドアの設置、急行停止(今年3月実現)。これまで大勢の議員が同様の質問をし、今年4月28日付のプレスリリースで令和5年度設備投資計画にて朝霞台駅にエレベーター設置を着手することが明記されました。昨年6月の覚書締結後の経過と設置基数、具体的な設置場所、完成時期についてお伺いします。
・都市建設部長
覚書締結後は、本年2月22日付で、東武鉄道より、協議書が市に提出され、2月28日付で、市が東武鉄道に回答をしています。こうした調整を経て、東武鉄道によるプレスリリースにおいて、工事着手が公表されたところです。
設置基数と場所については、改札階と朝霞台駅南口広場および北朝霞駅東口広場の地上部をつなぐ改札外エレベーターとして2基、また、改札階と上り線、下り線の各ホームをつなぐエレベーターとして2基の、合計4基のエレベーターを設置するとの報告がありました。なお、具体的な設置場所は、工事着手に向けて準備を進めており、発表できる段階になったらお知らせしたいとのことです。完成時期については、令和7年度末を目指しているとのことです。
その他の質問項目：教員不足の解消に向けて/児童生徒の通学路の安全対策/市内循環バスについて/ドッグラン設置について

▽バス停のバス待ち環境の改善を
・遠藤光博議員
高齢者や車の運転をしない方など、生活に欠かせない足として重要性が増しているのが地域公共交通です。高齢の方から声をいただき質問します。最近バス停で待っている時間がつらい、ベンチがあれば一番良いが無理なら体を支える手すりでもと。これまでバス停へ上屋やベンチの設置をとの要望がありますがスペースの問題で形となっていないのが現状です。それでは省スペースでの設置が可能なガードパイプ型のベンチやスリム型のものなど工夫し設置できませんか。
・都市建設部長
バス停のバス待ち環境の改善については、地域公共交通計画においても施策として位置づけており、これまでも設置について検討を行ってきましたが、市内循環バスは比較的狭い道を走ることが多く、ベンチを置くスペースの確保等が課題となっており、設置が進んでいない状況です。
ご提案のガードパイプの活用や省スペースタイプのベンチについては、そのような課題を解消する方法の一つであると考えられることから、今後、先進市の整備状況やバス事業者の意見も踏まえながら、設置が可能な場所や仕様について検討したいと思います。
その他の質問項目：医療用ウィッグ助成を/特別な理由により免疫が消失した方に対する予防接種補助を/黒目川遊歩道にベンチの設置を　他

▽国際興業バス路線の廃止・減便検討への対策
・黒川滋議員
5月29日の地域公共交通協議会のその他の議題で、国際興業から、運転士不足に起因して、受託しているわくわく号内間木線を含む、市内バス路線の一部廃止・減便を検討している、という発言がありました。同社のどの路線も廃止があれば大きなバス空白地帯が発生すること、路線によっては相当な乗客数もあることから、何らかの対策が必要だと思いますが、市としてどのように対応するのでしょうか。また、地域公共交通協議会の議題として諮ることについてお聞きします。
・都市建設部長
国際興業に対し路線バスおよび市内循環バス「内間木線」のバスの維持・確保に向けての要望を行うとともに、東武バスウエスト・西武バスに運行について相談・協力をお願いしたいと考えています。なお、バス業界での運転手不足は大きな課題であると考えていますので、前提として、廃止とした路線を別のバス事業者が同水準で維持・確保していくことは大変難しいと考えています。市としては、路線の廃止や減便に対して、協議会において、適宜、対応内容についてご意見を伺うなど、協力・報告したいと考えています。
その他の質問項目：新たな公共施設建設/朝霞台地区の住民参加/LGBTパートナーシップ証明の福祉サービスでの有効性/良質な雇用をつくる朝霞市の役割

▽物価高騰対策への朝霞市のさらなる取り組み
・利根川仁志議員
今回の地方創生臨時交付金の活用では、これまで要望を行ってきました、低所得者の方の支援や、学校給食費の6か月間の半額等が手当てされました。
これまでのコロナ禍の3年間や、現在の物価高騰が長引く中、クーポン券のように経費が伴うものではなく、すべての市民の皆さまが恩恵を受けられる対策も取るべきと考えます。昨年10月に水道料金が改定され、増額分の減額が本年3月まで行われてきましたが、更に一定期間における水道料金の減免措置を行うべきと考えます。市の見解を伺います。
・上下水道部長
水道料金の減免については、昨年10月の改定と同時に、昨今の社会情勢の変化や急激な物価高騰などを踏まえ、市民生活への影響を軽減するため、昨年10月から本年3月の請求分まで、水道料金の旧料金と新料金の差額の2分の1の料金減免をしてきました。使用者一律の減免は3月で終了していますが、経済的に負担の大きい生活保護費受給世帯および児童扶養手当受給世帯に対する負担軽減策については、水道事業における施策として引き続き実施しているところです。
その他の質問項目：ごみ収集事業/Jアラートへの対応/奨学金返済協力企業の推進/タクシー定額乗り放題事業/補聴器購入補助/荒川土手の除草作業の対応