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夢と希望を未来へ 令和5年度施政方針と予算のあらまし(1)

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埼玉県桶川市

2月20日(月)から開催された3月定例市議会で、令和5年度当初予算案が可決されました。
予算総額は、一般会計、特別会計、公共下水道事業会計を合わせて431億5,283万9千円で、前年度に比べると4.3パーセントの増額となっています。

■令和5年度 施政方針(要旨)
桶川市長 小野 克典

市民の皆様から信託を頂き、市政3期目の重責を担わせていただいてから、折り返しとなる3年目を迎えようとしております。この間、新型コロナウイルスの感染拡大が生じ、現在に至るまで国の経済のみならず市民生活にも多くの影響を与えました。そのような状況ではございますが、多くの市民や議会の皆様の御指導、御協力を頂きながら、職員と一丸となってコロナ対策や将来に向けたまちづくりに全力で取り組んでまいりました。
本市の財政状況につきましては、依然として大変厳しい状況が続いており、少子高齢化社会の進展を背景に社会保障経費や公債費などの義務的経費が増加するとともに、経済状況の変化に伴い、光熱水費や委託料などの経常経費が増加し、さらに今後は、ごみ処理施設整備など多くの財源を要する事業も控えております。
令和5年度の市政の運営に当たりましては、このような厳しい財政状況の中にあっても、子ども達の教育環境の充実を図るため、小学校におきましては、熱中症対策としての体育館空調設備等の整備に取り組むとともに、通学路安全対策事業、また、市内4校全ての中学校のプール授業の民間委託を実施するなど、子どもが輝き、安心して学ぶことのできる教育環境の整備を推進してまいります。
また、令和5年度は「桶川市第六次総合計画」がスタートします。総合計画は桶川市の今後10年間の方向性を示す市の最上位計画となり、先程の子育てに関する施策を含め、「安心安全で利便性の高いまちづくりの推進」、「こどもが輝き、安心して子育てができるまちづくりの推進」、「高齢者が健康でいきいきと暮らせるまちづくりの推進」、「にぎわいや活力に満ちあふれる元気なまちづくりの推進」そして「新たな時代に向けたまちづくりの推進」を、5つの重点分野として位置付けております。
これら5つの重点分野の施策や事業への取り組みと、総合計画に示された基本構想の実現に向けて、引き続き「夢と希望を未来へつなぐまちづくり」に必要な施策をスピード感を持って取り組んでまいります。
今後とも、市民の皆様のより一層のご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

■当初予算のあらまし

◆一般会計内訳
〇歳入
歳入総額は、264億6,200万円で、前年度より4.9%増加しています。
歳入で最も多いのは、市税(市民税、固定資産税など)で40・8%を占め、108億385万9千円を見込んでいます。次に多いのが国庫支出金で39億5,043万円となっています。以下、地方交付税、市債、県支出金、地方消費税交付金と続いています。

〇歳出
歳出総額も歳入と同じ264億6,200万円です。
歳出で最も多いのは、民生費の114億6,733万4千円で43・3%を占め、次に、教育費33億7,516万2千円、以下、総務費、公債費、土木費、衛生費と続いています。

◆会計別の予算
(単位:千円)

小数点第2位を四捨五入

問合せ:財政課
【電話】788-4905

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