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(特集)令和5年度市長施政方針・予算 -2-

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埼玉県狭山市

令和5年度に取り組む主な事業
第4次狭山市総合計画に掲げる4つの重点テーマに沿って、5年度に行う主な事業を紹介します。

【テーマ1】
■若い世代を増やす
少子高齢化と人口減少対策に取り組み、女性の力を活(い)かし、人口減少を克服する持続可能なまちづくりを進めます。

≪狭山市の人口社会増減の推移≫

◇若い世代の移住・定住促進…6,575万円
市内で親世帯と同居、または近居する世帯に対し、住宅の取得または増改築に係る費用の一部を補助します。また、市内に住宅を新築または新築住宅を購入する若い世帯に対し、費用の一部を補助します。

◇子ども・子育て支援…6億4,321万7千円
妊娠期から出産・子育てまでの伴走型相談支援と経済的支援を一体的に取り組む「出産子育て応援事業」を行います。また、「こども医療費」の支給対象年齢を、10月受診分より15歳年度末から18歳年度末までに拡大します。

◇仕事と子育ての両立支援…3億1,432万1千円
直近4年間で保育所の定員を386名増やしました。5年度は、入曽地区に定員90名の認可保育所を整備する事業者へ補助金を交付します。また、妊娠期から子育て期にわたる支援を充実させるため、入曽地区子育て支援拠点施設を6年1月の開所に向けて整備します。

◇学校教育支援の充実と快適な学習環境の整備…11億5,269万9千円
教員が教育活動により注力できるよう「スクール・サポート・スタッフ」を全小・中学校へ配置します。また、不登校児童・生徒や人間関係の悩みなどを抱える児童・生徒と子育ての悩みを抱える家庭への支援を充実するため、さやまっ子相談員などを増員します。
また、老朽化した小・中学校の空調設備の更新、外壁や内装などの改修、照明設備のLED化を進めます。

【テーマ2】
■まちと産業に活力を
産業を活性化し、駅周辺に賑(にぎ)わいを創出し、人と企業に選ばれるまちづくりを進めます。
(7年3月のまちびらきを目指して!)

◇安全と賑わいの入曽駅周辺整備…10億4,850万4千円
7年3月のまちびらきを目指し、入曽駅周辺の安全性や利便性を高めるため、整備を行っています。
5年度から入曽駅橋上駅舎と東西自由通路工事に着手します。また、入曽地区の賑わい拠点となるよう、入間小学校跡地利活用事業を推進します。

◇都市計画道路の整備と新たな産業基盤づくり…3億1,343万2千円
狭山市駅東口と東京狭山線を結ぶ「狭山市駅加佐志線」の8年度の供用開始を目指し、用地取得や道路改良工事を行います。また、圏央道インターチェンジ周辺地区について、新たな工業系の土地利用転換を推進します。

◇農業者への支援…2,669万6千円
JAなどと連携して国や県の補助制度を活用し、新規就農者を育成します。また、農業機械の導入や畑地かんがい施設の改修などに対して補助を行うとともに、スマート農業の導入に対する補助を拡大します。

◇中小企業・小規模事業者への伴走型支援…9,569万9千円
販路開拓や新製品開発、スタートアップなどを支援するため、狭山市ビジネスサポートセンター(Saya-Biz(サヤ-ビス))による伴走型ビジネスコンサルティングを実施します。全国20カ所のBizネットワークによる地域を超えた連携により、さらなる支援の強化を図ります。

【テーマ3】
■楽しめる健康高齢社会を
子どもから高齢者まで健康でいることが当たり前となるよう、安心、健康、便利なまちづくりを進めます。

◇がん対策の総合的な推進…2億8,049万7千円
成人検診の受診率向上に取り組みます。乳がんや子宮がんの早期発見と治療を促すため、女性のがん検診無料キャンペーンを継続します。また、がん患者の経済的負担の軽減や療養生活の質の向上に向けて、ウィッグやケア帽子、胸部補整具といったアピアランスケア用品の購入費用の助成を新たに実施します。

◇地域包括ケアの推進…2億3,440万6千円
高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、市内7つの日常生活圏域ごとに地域包括支援センターを開設しています。このうち、柏原・水富圏域を分割して8カ所とし、6年度をめどに柏原、水富圏域に新たな地域包括支援センターを設置するための準備を進めます。

◇防犯対策の強化と犯罪被害者等の支援…5,632万8千円
巧妙化かつ凶悪化する犯罪に対し、警察や自治会などと連携した防犯活動や啓発活動を強化します。また、犯罪被害者やその家族が受けた被害の早期回復と軽減を図り、再び平穏な生活を営むことができる地域社会を実現するため、犯罪被害者等支援条例を制定します。

◇公共交通の充実…3,098万9千円
市民の移動手段を確保するため、市内の公共交通の最適化に向けて地域公共交通計画を策定します。また、堀兼地区デマンドバスのさらなる利用者の拡大に取り組みます。

【テーマ4】
■市政運営をみんなの力で
市民、団体、事業者、行政が協働し、新時代にふさわしい元気なまちづくりを進めます。

◇スマート自治体への転換…1億157万9千円
市役所に出向くことなく、いつでも、どこでも、誰でも必要な行政手続きが可能となるよう手続きのオンライン化を進めます。そのため、マイナンバーカードの取得を促すとともに、証明書などのコンビニ交付手数料を減額します。

◇ワンストップ窓口の拡充…4,544万9千円
各種証明書の発行や福祉の総合窓口などワンストップ窓口を開設しています。10月をめどに、亡くなられた方のご遺族が必要な手続きをスムーズに進められるよう「(仮称)おくやみコーナー」を新たに設置します。

◇ゼロカーボンシティの実現…3,166万3千円
市内中小企業などを対象に、二酸化炭素排出量の可視化や専門家の活用に対して補助を行い、省エネルギー化への設備投資や再生可能エネルギーへの切り替えを促進する「SSX(狭山サステナビリティ・トランスフォーメーション)」を新たに実施します。また、一般家庭を対象に、太陽光発電システムや蓄電池、電気自動車、省エネ効率の高いエアコンの購入に対し、補助金を交付します。

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