さやまで子育てしようよ!(1)

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狭山市では、安心して子どもを産み、育てることができるまちにするための取り組みを進めています。また、地域全体で子育てができるよう、さまざまな人たちがサポートし、地域の子どもたちやその親と関わりを持っています。
今月の特集では、狭山に住む皆さんが子育てをする中で利用できる制度や、地域の子育てを応援している団体や市民の方たちを紹介します。

■県内で「共働き子育てしやすい街」第1位!
狭山市は、令和3・4年と2年連続で大幅な転入超過となりました。4年の転入超過は、県内の市町村でも6番目の数です。そして転入してきた方のうち、約7割を30代以下の若い世代が占めています。また、昨年には日本経済新聞社の調査「共働き子育てしやすい街ランキング2022」で県内第1位の評価を得ました。
市がこれまで行ってきた子育て支援の取り組みを、今後さらに充実させていきます。

◇狭山市の人口社会増減の推移

■さやまのここがお気に入り
◇子育て中の皆さんに聞きました
〇晴れの日は市役所の敷地内にある芝生の広場がオススメのスポットです。雨の日は総合子育て支援センターをよく利用しています。
〇公共施設などに行くと、スタッフの皆さんが丁寧に対応してくれるところです。子どもを安心して遊ばせることができます。
〇地域の皆さんが子どもと一緒に遊んでくれます。とても温かく接してくれるのがうれしいです。
〇緑が多いところです。あと、智光山公園や稲荷山公園は広くて走り回れるので、子どもも気に入っています。
〇子どもを連れて遊びに行った時に、パパ・ママと情報交換ができるところです。同年代の子を持つ親同士で相談できて助かっています。
〇電車や飛行機など、子どもが好きな乗り物がたくさん見られることです。喜ぶ顔を見ることができてうれしいです。

■(PickUp)さやまの子育てサポート
●令和5年から新しく始まる子育て支援制度!
◇(その1)こども医療費を18歳まで無料に
5年10月診療分から、お子さんが医療機関などを受診したときの医療費が満18歳になる年度の3月まで無料になります。入院中の食事代も対象です。

◇(その2)子育ての不安や心配ごとを安心に
妊娠期から出産、その後も子どもの成長に合わせて、そのときどきの不安や心配事を相談できる体制を整えています。妊娠・出産時の応援金もあります。
6年1月、入曽地区に妊娠期から子育て期まで支援を行う子育て支援拠点施設がオープンします(予定)。

●共働きやひとり親家庭を応援!
◇ひとり親家庭の「困った」をサポート
〇子どもたちの将来のために
養育費に関する公正証書作成費や保証会社と養育費保証契約を締結する費用を補助します。
〇これからの生活を安定させるために
ひとり親家庭の親・子どもが資格取得などの選択肢を広げるために高卒認定試験の受験対策費用を補助します。

◇働く親をサポート!保育所などの定員を拡充
働く親が安心して子どもを預けられるよう、保育所や学童保育室を整備しています(6年4月に新しい認可保育所が開所予定)。

●親子で思いっきりあそぼう!
晴れた日は入間川にこにこテラスや智光山公園、雨の日は総合子育て支援センターや児童館へ出掛けよう。他にもキャンプ場や動物園など、子どもたちが体感・体験できるスポットがたくさんあります。
・入間川にこにこテラス
・総合子育て支援センター
・智光山公園

●小·中学校に入った後もサポート!
◇学校生活や思春期の不安に寄りそう(親も子どもも)
各小・中学校にさやまっ子相談員を配置。学校に「行きたくない」「行けない」子どもたちや、子育ての悩みを抱える家庭からの相談を受けています。