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町長コラム Vol.24 とびらをあけて

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大分県九重町

九重町長 日野康志

『夢をかたちに』

令和2年に発生した未曾有の豪雨災害から、この7月で3年が経過し、4年目になります。全体的な復旧は進んできましたが、耕地や河川の復旧には、まだまだ時間を要しています。被害状況から見れば、簡単にはいかないことはわかっていましたが、農業従事者のお気持ちを考えると、一日も早く復旧しなければなりません。ご不便をおかけしますが、今しばらくお待ちください。必ず復旧させます。
ところで、3月に行われたワールドベースボールクラシック(世界野球)大会、全ては見ていませんが、見ごたえのある試合ばかりでした。日本代表という看板を背負い、大変な緊張の中、果敢にチャレンジしている選手や監督、コーチやスタッフの姿は見ている人を惹きつけるものがありました。普段あまり野球を知らない、見ない人たちも今回の大会は、大いに盛り上がったのではないかと思います。監督のインタビューで「選手を信じた」という言葉が多く聞かれましたが、たぶん調子が悪くて結果が付いてこない選手でも、人一倍努力を重ねているからこそ信じたのだと思います。選手も監督も、コーチもスタッフも技術はもちろんですが、心も体も一流でした。
「夢をかたちに」という言葉がある組織の一年間の標語としてありましたが、その目標を達成するためにどれだけ汗をかいたか、どれだけ努力をしたかが大切であり、結果だけがすべてではないという事です。九重町も人口は減少していますが、人と自然は一流だと言われる様に、「夢をかたち」にするために、これからも汗をかいていきます。

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