「こどもの日」の意義について~児童福祉週間標語を通じて~
厚生労働省では、こどもや家庭、こどもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定め、毎年標語を募集しています。令和5年度の募集には全国から5,672作品の応募があり、このほど、令和5年度「児童福祉週間」の標語を、兵庫県の竹島 一輝(たけしま いつき)さん(15歳)の作品に決定しました。
この「こどもの日」とは国民の祝日のひとつであり、古くから「端午の節句」として存在する、特に男の子の健康な成長を願い祝う日として普及しました。
起源は古来中国、「端午の節句」というのは、雨季に入る前の厄落としの行事でした。昔は5月は「午(うま)の月」と呼んでいたため、午の月の最初の(端)午の日に厄払いをしていたようですが、そのうち、「午」を「ご」と読み、数字の5と同じ音であることから、5月5日、と定められたようです。
ちなみに、現在では祝日法第2条により、「こどもの日」とは「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝することが趣旨である。」と定めれています。
感謝することができる人は幸福です。生まれたことを感謝し、同時に産んでくれた母にも感謝できる。こんな心を地域みんなではぐくみ、育てていきましょう。
健康福祉課
<この記事についてアンケートにご協力ください。>