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健康ナビ(1)

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大分県由布市

■ゆーふーのヘルスアップトーク
~連載第2回目 知ってますか?メタボリックシンドロームの診断基準~
皆さんはメタボという言葉を知っていますか?正しくはメタボリックシンドローム(以下、メタボ)といいます。
言葉の認知度は上がり、生活の中でも「最近お腹が出て“メタボ”やわ」などと使われることも増えたように感じます。
しかし、皆さんはこの言葉の意味を正しく理解していますか?

〔ゆーふーの豆知識〕
メタボは1998年にWHO(世界保健機構)が提唱し始めたもので、今年で25年目を迎えるよ!

《メタボリックシンドロームとは…》
胃腸の周りに脂肪が蓄積する「内臓脂肪型肥満」に加えて、高血圧・高血糖・脂質代謝異常などが組み合わさることで、心疾患や脳血管疾患などを発症しやすくなる状態のことを指します。具体的な基準値は次のとおりです。
▽腹囲
・男性
85cm以上
・女性
90cm以上
+
▽血圧・血液検査
・血圧
収縮期130mmHg以上/拡張期85mmHg以上
・血糖
空腹時血糖100mg/dl以上またはHbA1c5.6%以上
・脂質
中性脂肪150mg/dl以上またはHDLコレステロール40mg/dl未満
⇒腹囲の基準値に達し、かつ、血圧・血糖・脂質の3項目のうち2つ以上該当する場合“メタボ”と判断されます。

《メタボだとどうして悪いの?》
高血圧や高血糖により血管がもろくなったり、脂質異常により血液がドロドロの状態になったりすることで、脳卒中や心筋梗塞などの深刻な病気につながる恐れがあります。自覚症状がほとんどないため「これくらい大丈夫!」と放ってしまうと、少しずつ血管が傷つくので、注意しましょう。
※〈血管のイメージ〉は本紙12ページをご覧ください

〔由布市のメタボの現状〕
令和4年度の健康指標ランキングでは、由布市はメタボに該当する方の割合が高く、男性は県内でワースト1位、女性はワースト3位という結果でした。
メタボのうちに改善に取り組むことで、大きな病気に進行するのを防ぐことができます。

〔メタボ予防・改善のポイント〕
(1)健康診査で自分の健康状態をチェックしましょう!
※今年度の由布市健康診査については、本紙13ページをご覧ください。
(2)食習慣の見直しで栄養の摂りすぎを防ぎましょう!
(3)適度な運動でエネルギーを燃焼させましょう!

『令和5年度は「ゆーふーのヘルスアップトークで」メタボについて勉強していきましょう!』

問合せ:健康増進課
【電話】097-582-1120

■市報deお茶の間サロン紹介 No.2 ~星のふるさと平石~
活動日:毎月第3水曜日
活動場所:平石公民館
対象者:庄内町平石地区の方
人数:約15人
星のふるさと平石は“楽しいサロン”をモットーに活動しており、90代の会員が9人もいます。ご長寿サロンのお手本になれるよう、元気に頑張っています。

問合せ:高齢者支援課
【電話】097-529-7349

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