健康ナビ(2)

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■令和5年度　健康診査についてのお知らせ
※受診券が届いたら、必ず事前に予約をとって受診してください。

※40歳以上の方の胸部レントゲン検査が無料で受けられるのは集団健診(地区の健診)または由布市内の医療機関のみです。集団健診の詳しい日程などは、由布市の健康おたすけハンドブックをご覧ください。

問合せ：保険課
【電話】097-582-1121

■地域包括ケアだよりvol.13～みんなでつなぐまちづくり～
《「地域包括ケア」をご存じですか?》
居宅介護支援事業　みんなの家　菊川　哲也

地域包括ケアシステムとは、各地域での「住まい」・「医療」・「介護」・「予防」・「生活支援」の5つのサービスを一体的に提供できるケア体制のことです。地域の事情に合わせてケア体制を整えていき、その地域に必要なケアシステムを提供していきます。
厚生労働省の発表によると、戦後のベビーブームで生まれた方たちが75歳以上の後期高齢者となる2025年には、医療や介護のニーズが今まで以上に増大すると言われています。少子化が進んでいる現状で、介護の担い手は減少傾向にあり、住みなれた場所で介護サービスを受けることが困難になりつつあります。そのような中、厚生労働省は環境の変化によってストレスを受けないよう、可能な限り住み慣れた地域や自宅で日常生活を送るための支援が必要だと考え、地域包括ケアシステムが生み出されました。
近年、核家族化が進み、3世代のような大家族は減少しています。独居や高齢者世帯が増え、地域活動に参加をしていない世帯も多くなり、地域内の関係性が希薄になっているように感じます。昨今では、家族や地域が担う役割の一部を代替する社会保障制度が充実し、生活を支えている一方、高齢者や障がい者、子どもなどさまざまな問題があり、複合的な支援が必要な場面も増えてきています。由布市においても、高齢化率は全国平均と比べて高く、各地域でも高齢化が進み、将来に対する不安を口にする方もいます。しかし、自助・互助・共助・公助の考え方を念頭に、困難に直面した場合でも、孤立せずにその人らしい生活を送ることができるような地域作りが必要だと思われます。

問合せ：由布地域包括ケア推進協議会事務局
(高齢者支援課内)
【電話】097-529-7349