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自治体の皆さまへ

ゆーふー主任のまちかどズームアップ(1)

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大分県由布市

■令和5年 春の叙勲
○瑞宝双光章 社会福祉功労
多賀 広さん(庄内町東重宝)
昭和52年から、庄内厚生館の職員として働いており、障害者支援施設緑の家やグループホームあじさいなどで利用者の生活支援を行っていました。指導員を主に担当し、障がいのある方が作業を行う際の指導や補助をしていました。それぞれの利用者の方に対して、異なった配慮をする必要があるため、他の職員との情報共有を積極的に図り利用者に寄り添った支援をするように心がけていました。利用者の方ができなかったことが、できるようになっていく姿を見るのがやりがいだったそうです。受賞にあたり「家族や職場の人たちなど、多くの方たちの支えのおかげだと思っています」と話しました。

○瑞宝単光章 技能検定功労
豊東 勲さん(挾間町下市)
昭和46年から石材業に就職し、その後自身を含めた5人で大分県石材技能士会を創設しました。平成7年からは石材技能試験の技能検定員を23年間務めるなど、県内の石材業の技術力向上のために技術継承などに努めました。県外で技術指導することもあり、検定員として指導した人数は340人に上ります。70歳で検定員を引退しましたが、(株)豊東石材の代表を務めながら、若い人材に指導をしたり、県内の小学校にものづくりの楽しさを教えたりと、多岐にわたって活動しています。受賞にあたり「技能士会を一緒に立ち上げた初代会長をはじめ、携わった皆さまに感謝しています」と話しました。

■第40回 危険従事者叙勲
○瑞宝双光章 警察功労
中島 俊一さん(挾間町古野)
昭和42年に大分県警に採用され、42年間警察官として勤めました。はじめは機動隊に配属され、柔道経験があったことから柔道特錬員としても勤務していました。その後は、捜査一課や生活安全課を中心に大分県内各地でご活躍されました。捜査一課では強盗などの強行犯から県民を守るために働き、生活安全課では覚せい剤の取り締まりを行うなど、より生活に密着した事件の予防・解決に努めました。他にも、別府3億円保険金殺人事件に事件発生時から携わり、事件解決に貢献しました。受賞にあたり「仕事に真剣に向き合えたのは家族の支えのおかげです。今までの仕事が報われて良かったです」と話しました。

○瑞宝双光章 海上保安功労
中村 直人さん(湯布院町塚原)
昭和51年に海上保安庁に入庁し、45年間にわたり海上保安官として働いており、新潟から沖縄まで全国各地の海の安全に努めてきました。主に交通部として勤務し、灯台などの明かりの確認・点検に加え、船舶通航用の水路を作るために海上の工事の安全対策などを行っていました。時には、無人島での長期滞在など過酷な状況下での勤務もありましたが、灯台などの明かりは海で働く方たちの安全や生活に直結するため、漁師の方などに感謝されることが多く、励みになったそうです。受賞にあたり「多くの方を代表して受賞したと思っています。こつこつ取り組んできてよかったです」と話しました。

■令和5年 春の褒章
○藍綬褒章 社会福祉功績
志手 百合子さん(湯布院町川南)
志手さんは、看護師として30年以上働いた後、平成10年から令和4年まで民生委員として24年間活動し、そのうち12年間は湯布院単位民生委員・児童委員協議会の副会長を務めていました。主に高齢者の方々から身の回りの相談を聞き、公共機関とも連携を図りながら活動していました。区域外の方から相談を受けることもあった志手さん。
聞く耳を持ち、話された内容は絶対に他言しないことに配慮しました。悩んでいた方の話を聞くことで、明るくなって帰ってくれたときにやりがいを感じていたそうです。受賞にあたり「永年の活動を通して、自分の人生の道しるべになりました。大変なこともありましたが、民生委員としてやってきてよかったと今は感じています」と話しました。

■令和5年 春の叙勲
○瑞宝双光章 保健衛生功労
宮子 博さん
※ご本人の了承を得て、氏名のみご紹介します。

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