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自治体の皆さまへ

特集 今こそ考えよう「減災対策」(2)

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大分県豊後高田市

1.災害のリスクを知る(本市の地震リスク)
「南海トラフ地震」が起きた場合は最短3時間9分、「周防灘断層帯を震源とする地震」が起きた場合は最短13分で津波が到達と予測されています。津波が予測される際は「何をおいても高台へ」避難しましょう!

■「南海トラフ地震」の被害予測

■「周防灘断層帯を震源とする地震」の被害予測

※地震の予測は非常に困難で、上記以外の地域でもいつ、どこで起こるかわかりません。

2.身の安全を確保する行動を確認する
地震が起きたとき、自分の身を守るため、まず「何をすべき」かを事前に確認しましょう!

■屋内にいるとき
(1)頑丈な机の下など安全なスペースに避難する(照明などの落下に注意)
(2)揺れが収まったら、火の始末を行う
(3)外へ出られるか確認する(家の損傷でドアや窓が開かないことがある)
(4)土砂災害の恐れがある場所にいる方は、すぐ避難する
(5)余震に注意する(大地震の後は余震が続く場合がある)

■屋外にいるときや車を運転中のとき
(1)ブロック塀や自動販売機の転倒に注意する
(2)車を運転中のときは、車を路肩に駐車して、安全な場所に避難する
※液状化現象や道路が寸断する恐れがあるので、安全確認を十分に行ってから避難する
家族で確認!家族で共有!

3.災害に備えた事前準備など
■地震に備える
▽家具の固定や家具の配置を工夫する
地震で家具が倒れると下敷きになったり、避難ルートが塞がれてしまいます。家具の固定や配置変更で、安全な空間を確保しましょう。

▽日頃から夜間の地震発生に備える
地震でガラスが割れることがあります。
夜間の発生に備え、寝室にスリッパや懐中電灯などを準備し、避難時のケガを防止しましょう。

▽家の耐震改修などを検討する
築年数が古い家などで耐震に不安がある場合は、耐震診断や耐震改修を検討しましょう。
※無料の耐震アドバイザー派遣や耐震診断、耐震改修の補助制度もあります。

問合せ:都市建築課
【電話】25-6274

■津波に備える
▽ハザードマップで、津波の浸水想定を確認する
自宅だけでなく、職場や学校などの浸水想定を家族で確認しましょう。

▽避難する場所を事前に考え、家族で共有する
津波が来たら、どこに逃げるかを事前に家族で話し合いましょう。

▽災害時の連絡手段「災害用伝言サービス」
災害時の安否確認等のための次の伝言サービスがあります。
・災害用伝言ダイヤル→171をダイヤルして利用
・携帯各社の災害用伝言版
・災害用伝言版(Web171)
※詳しくは総務省HPへ

▽津波発生への心構え~津波からの避難は「遠く」よりも「高く」を意識~
(1)地震発生時、海に近い場所にいるときは、すぐ高台に避難
(2)(1)以外の場所でも、津波警報などで危険があれば、すぐ高台に避難
(3)海や川には、絶対に近づかない
(4)津波が引いても、すぐに低地に移動しない
※津波は複数回来ることがある
今まで津波が来なかったから、今度も大丈夫は絶対ダメ!

自宅が被災して避難する場合に備えた非常用持出袋や、災害で電気・水道などのライフラインが止まったときに備え、以下を参考に各家庭に合わせた事前準備を行いましょう。

■非常用持出袋(避難するときに持ち出すもの)
口水
口食品(最低3日分を用意する)ご飯(アルファ米など)、レトルト食品、ビスケット、チョコ、乾パンなど
口防災用ヘルメット、防災ずきん
口衣類、下着
口レインウェア
口着脱しやすい靴(ひもがない靴)
口携帯用トイレ
口救急用品…ばんそうこう、包帯、消毒液、常備薬など
口ホイッスル
口懐中電灯(手動充電式が便利)
口携帯ラジオ(手動充電式が便利)
口予備電池、モバイルバッテリー
口マッチ、ろうそく
口使い捨てカイロ
口アルミ保温シート
口軍手
口洗面用具
口歯ブラシ、歯みがき粉
口タオル
口ペン、ノート
我が家に合った準備をしよう

▽感染症対策にも有効なもの
口マスク
口手指消毒用アルコール
口体温計
口石けん、ハンドソープ
口ウェットティッシュ

▽一緒に持ち出すもの
口貴重品(通帳、現金、運転免許証、保険証、マイナンバーカード、診察券、お薬手帳など)

▽子どもがいる家庭の備え
口ミルク(キューブタイプ)
口使い捨て哺乳瓶
口離乳食
口子供用紙オムツ
口お尻ふき
口抱っこひも
口子どもの靴
口携帯用お尻洗浄機
口携帯カトラリー
口ネックライト

▽女性の備え
口生理用品
口サニタリーショーツ
口おりものシート
口中身が見えないごみ袋
口防犯ブザー

▽高齢者がいる家庭の備え
口大人用紙パンツ
口デリケートゾーンの洗浄剤
口介護食
口杖
口入れ歯、洗浄剤
口持病の薬
口補聴器
口吸水パッド
口お薬手帳のコピー

■備蓄品(家に備えておくもの)
口食料や水(最低3日分、できれば1週間分)×家族の人数分
ローリングストック(保存期間の長いものを多めに買っておき、消費したら補充するという習慣)なら、常に食料の備蓄が可能です。
口生活用品
ティッシュ、トイレットペーパー、ラップ、ごみ袋、ポリタンク、携帯用トイレなど

(参考)首相官邸HP「災害が起きる前にできること」
※ご家庭で、いつでも確認できる場所に保管しましょう。

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