■事例
(1)クレジットカードに身に覚えのない高額の請求があり、カード会社に問合せしたところ、オンラインゲームの利用と言われた。子どもに確認すると、スマートフォンでオンラインゲームの有料アイテムを何回も買っていたことを認めた。未成年の子どもが親に勝手にしたことなので、取り消して返金してもらえないか。
(2)携帯電話の請求明細を確認していたら、キャリア決済(電話料金合算払い)の金額が10万円と高額になっていた。携帯電話会社に問合せしたところ、ゲームの利用と言われ、未成年の子どもが勝手に課金していたことが判った。携帯電話会社から返金についてはゲーム会社と話し合うように言われた。
■ひとこと助言
課金対策をしておきましょう!
消費生活センターには未成年者が保護者の承諾を得ずにオンラインゲームで高額課金してしまったという相談が多数寄せられています。
子どもがインターネットと繋がっているスマートフォンやゲーム機を使う場合は、子どもと利用時のルールを作りましょう。あわせて、携帯電話会社が提供しているアプリの利用を制限する「フィルタリングサービス」や利用を監視し制限する「ペアレンタルコントロール」などを活用しましょう。子どもにスマートフォンを利用させる場合は、端末に登録しているクレジットカードの情報を削除したり、利用限度額を低く設定するなどの対策をしておきましょう。また、キャリア決済の上限額も低く設定するなどの対策をしておきましょう。
まずはご相談を!
問合せ:消費生活センター
【電話】924-8531【FAX】924-0180
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