第51回 医療功労賞(中央表彰)を受賞されました

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過疎地域など厳しい環境で長年、地域の医療や福祉を支えてきた方を顕彰する「第51回医療功労賞」の中央表彰者として、加藤クリニック代表　加藤久和医師が表彰されました。表彰式は東京で行われ、その後は他の地域から選ばれた9人の方とともに、皇居で天皇、皇后両陛下のねぎらいを受けられました。

■訪問診療と在宅ケア貢献
◇加藤久和医師の功績
県内の過疎地の診療所を経験され、1996年にクリニックを開業。2006年には「在宅療養支援診療所」の認可を受け、小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者に対し、24時間365日体制で在宅医療に対応する訪問診療や在宅ケア、看取りなどを通じ、地域を支えてこられました。2018年には医療連携ネットワーク「宇陀けあネット」の代表理事に就任され、設立前から各施設へ説明に回り参加を促し、現在では、多くの事業所や医療機関が関わっていただいています。
こうした仕組みや、情報共有ツールを生かし、各職種のスタッフや行政、住民の距離が近いまちづくりに力を注いでおられ、新型コロナウイルス感染症への対応では、地区医師会長として会員の意見の取りまとめや、行政との調整を行い接種体制の構築に貢献されました。

問合せ：健康増進課
【電話】82・3692【IP電話】88・9087