◆黒滝でもおなじみ
黒滝なら、グリーンウッドワーク(GWW)は知らないがこの道具には見覚えがある、という方も多いのではないでしょうか。樽丸作りで使う「銑」の一種です。
英語ではドローナイフ(引いて使うナイフ、の意)と呼び、GWWでも欠かせません。刃のカーブや持ち手の付き方によって使い勝手も変わってきます。
現代彫刻家イサム・ノグチが使っていた道具を並べた展覧会(神戸市の「竹中大工道具館」で開催中)でも、西洋式の木工具として展示されていました=写真。巨匠がどんなふうに使っていたのか、想像がふくらみます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>