文字サイズ
自治体の皆さまへ

市政トピックス

5/54

宮城県仙台市 クリエイティブ・コモンズ

■「ハイキュー!!」の日向翔陽・影山飛雄が仙台観光特使に就任
本年度より市では、仙台ゆかりのアニメや漫画のキャラクター・映画の登場人物等に「仙台観光特使」を委嘱し、市の観光PR等につなげる新たな取り組みを始めました。このたびその第1号として、仙台市が舞台の人気漫画「ハイキュー!!」のキャラクター、日向翔陽(ひなたしょうよう)と影山飛雄(かげやまとびお)に仙台観光特使を委嘱し、作中で数々の熱戦が繰り広げられた舞台でもあるカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)に、記念のモニュメントを設置しました。「ハイキュー!!」は、週刊少年ジャンプで連載されていたバレーボールが題材の漫画で、アニメ化もされるなど国内外で高い人気を得ています。「ハイキュー(819)!!の日」である8月19日には、カメイアリーナ仙台で観光特使の委嘱式と記念モニュメントの除幕式を行いました。式には「ハイキュー!!」の立ち上げ時から作品に携わっている週刊少年ジャンプの本田佑行(ひろゆき)副編集長と、アニメで声優を務める日向翔陽役の村瀬歩(あゆむ)さん、影山飛雄役の石川界人(かいと)さんが出席。観光特使に就任した2人に代わり、村瀬さん、石川さんが委嘱状を受け取りました。
また、この日お披露目されたモニュメントのイラストは、作者の古舘春一(ふるだてはるいち)氏が今回のために特別に描き下ろしたもの。躍動感あふれる2人の姿が描かれ、作中の名シーンを思い起こすことができます。式典終了後には、早速モニュメントの前で記念撮影を楽しむファンの姿が見られました。
委嘱式の様子は、仙台市公式動画チャンネル「せんだいTube(チューブ)」でご覧いただけます

■来館者50万人を達成―震災遺構仙台市立荒浜小学校
8月29日、震災遺構仙台市立荒浜小学校の来館者が50万人を達成しました。
荒浜小学校の校舎は、東日本大震災による津波が2階まで押し寄せ大きな被害を受けながらも、避難してきた地域住民や児童・教職員など320人の命を守りました。平成28年に閉校した後に震災遺構として整備し、平成29年4月から一般公開を開始。これまで国内外からさまざまな方が来館し、津波の脅威や教訓を学ぶ場としての役割を担ってきました。
50万人の節目となった来館者は、総合学習の時間で訪れた長町南小学校の5年生111人。津波の爪痕が生々しく残る校舎や、被災直後の様子を写したパネル展示などを見学し、災害への備えについて真剣な表情で考えていました。
今後も多くの方に震災の記憶を伝え、防災環境都市としての本市の役割を果たしていきます。

■自然と触れ合う遊びの機会を―あそびば仙台
市では、子どもの遊びの環境を充実させるため、プレーパークの普及に取り組んでいます。プレーパークとは、安全に配慮しながら子どもの遊びを促すプレーリーダーの見守りの中で、子ども自身が工夫して遊びを作り出し、自由な遊びを実現する場のこと。昨年度、都市公園などで行った実証実験の結果を踏まえ、普及に向けた検討を進めてきました。
8月19日・20日に、プレーパークを体験する機会の提供やプレーリーダーとして活動する担い手の発掘・育成を目指し、第1回となる「あそびば仙台」を開催しました。会場となった西公園南側地区の広瀬川河川敷には、多くの親子連れが訪れ、川に入って泳いだり河原の虫を観察したりと、夏ならではの遊びを体験。自然に触れながら遊ぶ機会が減っている中、初めて川に入ったという子もおり、「冷たくて気持ちいい!」「ここにバッタがいるよ!」と夢中になってはしゃぐ声があふれていました。
「あそびば仙台」は11月4日・5日にも開催します(詳細は「10月のお知らせ 講座・催し(2)」)。市では今後も、子どもたちが自発的に遊ぶ機会の充実や、担い手の育成に向けて取り組んでいきます。

■地下鉄南北線の新たな車両を搬入
9月11日から12日にかけて、地下鉄南北線の新たな車両が富沢車両基地に搬入されました。
地下鉄南北線は昭和62年の開業から36年が経過し、現行車両の耐用年数である40年が迫っていることから、新車両への更新準備を進めてきました。新車両のデザインは、令和3年に3つの候補の中から市民の皆さんの投票により決定。車両の上部に緑色と黄緑色のラインが引かれ、従来の南北線車両からの進化をイメージしたデザインとなっています。また、各車両には4台ずつ防犯カメラを設置。さらに車両とホームの間の段差を少なくし、冷房能力を1・5倍に向上させるなど、安全性・快適性を重視した機能も備えています。
10月29日には、新車両を間近で見学できる「バス・ちか探検ツアー」が行われます(詳細は「10月のお知らせ 講座・催し(2)」)。新車両は今後走行試験などの準備を行い、令和6年秋ごろから令和12年にかけて順次運行を開始する予定です。

■行財政改革の取り組みを進めています
市では、行財政改革や市民協働、組織力向上などの取り組みを着実に推進するため、令和4年3月に「仙台市役所経営プラン(令和4年度~令和8年度)」を策定しました。市の目指す姿として、「未来世代に責任ある財政運営」「想定外の危機をしなやかに乗り越える組織」「デジタル化によるサービスと組織のアップデート」「協働による新たな価値の創発」「働く場として選ばれる組織」の5つを掲げ、歳入増加や歳出見直し等の取り組みを行っています。
このたび令和4年度の実績がまとまり、取り組みの効果額は約34億円となりました。今後も、市のさまざまな施策を支える行財政改革の取り組みを推進していきます。
[主な取り組み実績]
・企業版ふるさと納税制度の活用
・収納率向上に向けたICTの積極的導入
・若者が活躍するまちづくりの推進
※「仙台市役所経営プラン(令和4年度~令和8年度)」の実績は、市役所本庁舎2階市政情報センター、宮城野区・若林区・太白区情報センター、市ホームページでご覧いただけます

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU