「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体温の上昇、めまい、体のだるさ、けいれんや意識の異常など、さまざまな障害を起こす症状のことで、熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。また、熱中症は室内でも多く発生しています。夜でも注意しましょう。
◆熱中症予防のための行動ポイント
◇POINT1 部屋の温度をこまめにチェック
室温が28度を超えないよう、エアコンや扇風機を上手に使いましょう。
◇POINT2 無理せずこまめに休憩しましょう
天気の良い日などに出かける際は、日陰などでこまめに休憩しましょう。
◇POINT3 暑さ対策をしましょう
帽子や日傘を使用したり、通気性のよい服を着るなど、暑さ対策を。
◇POINT4 場合によっては、マスクを外しましょう
運動するときや周りに人がいないときなどはマスクを外しましょう。
◇POINT5 水分補給を忘れずに
のどが乾く前にこまめに水分補給をしましょう。運動した後は、塩分も摂りましょう。
特に、高齢者は、水分が不足しがちですので、意識して水分補給するよう心掛けましょう。
麦茶やスポーツドリンクがオススメです!
◆室内でも熱中症にご注意を!
熱中症は屋外での発症を想像しがちですが、令和2年の全国統計を見ると、発症場所として最も多いのは住宅となっており、全体の4割以上を占めています。また、熱中症は、梅雨が明け蒸し暑くなる時期などに起こりやすく、7月下旬からお盆頃までがピークです。体がまだ暑さに慣れていないため、うまく体温調節ができないことが影響していると言われています。
体調の異変等を感じた場合は、すぐに家族や身の回りの方へ助けを求め、症状が激しく、急を要する場合は迷わず119番通報をしてください。
◆できていますか?熱中症予防
熱中症予防ができているか、チェックしてみましょう。
・こまめに水分補給をしている
・エアコン・扇風機を上手に活用している
・シャワーやタオルで身体を冷やす
・部屋の温度・湿度を測っている
・暑い時に無理をしていない
・涼しい服装をしている
・外出時には日傘や帽子を活用している
・部屋の風通しを良くしている
・涼しい場所・施設を利用している
問い合わせ:保健福祉課
【電話】84-6008
<この記事についてアンケートにご協力ください。>