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自治体の皆さまへ

子どもを虐待から守るのに、理由はいらない。

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宮城県角田市

「秋のこどもまんなか月間」
あなたしか 気づいてないかも そのサイン
令和5年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」標語

全国の児童相談所の相談対応件数は年々増加しており、令和4年度(速報値)は21万件を超えて過去最多になっています。
子育てにおいて「しつけ」と称してたたいたり怒鳴ったりすることはもちろん、子どもの前で大人がけんかすることも虐待です。
虐待は、子どもの身体の成長や脳の発達に悪影響を及ぼすだけでなく、必ず心の傷(トラウマ)を残します。「しつけ」と称した暴力なども含め、体罰は法律で禁止されています。
こうした虐待を予防・防止するには、周囲で子育てをサポートしたり、専用窓口に相談したりすることが大事です。子どもは自分からは言い出せない、通報できないことがほとんどです。周囲の大人たちが日頃から注意して見守り、子育て中の保護者の支援も含め体罰による子育てがない社会を目指しましょう。

◆児童虐待の種類
体罰だけが虐待ではありません。身の回りで心あたりはありませんか。

◆見逃さないで!児童虐待のサイン
「変だな」と思ったらすぐに通告を。

◆虐待かもと思ったら
児童相談所虐待対応ダイヤル【電話】189(いちはやく)
※通話料無料・24時間365日対応
匿名可能。連絡した人の秘密は守られます。

虐待されている確信がなくても、ためらわず連絡してください!
「もし違ったら…」と迷っている間に、子どもは命の危機に瀕(ひん)する可能性があります。

◆こども基本法
こども施策は、6つの基本理念をもとに行われます。
1.すべてのこどもは大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されないこと。
2.すべてのこどもは、大事に育てられ、生活が守られ、愛され、保護される権利が守られ、平等に教育を受けられること。
3.年齢や発達の程度により、自分に直接関係することに意見を言えたり、社会のさまざまな活動に参加できること。
4.すべてのこどもは年齢や発達の程度に応じて、意見が尊重され、こどもの今とこれからにとって最もよいことが優先して考えられること。
5.子育ては家庭を基本としながら、そのサポートが十分に行われ、家庭で育つことが難しいこどもも、家庭と同様の環境が確保されること。
6.家庭や子育てに夢を持ち、喜びを感じられる社会をつくること。
出典:「こども基本法」(こども家庭庁)
https://www.cfa.go.jp/policies/kodomo-kihon/

◆「こども基本法」と角田市での取り組み
本年4月1日、「こども基本法」が施行されました。(上記参照)
この法律は、全ての子どもが幸せな生活を送ることができる社会を目指し、子どもに関する取り組み「こども施策」を社会全体で進めるためにつくられました。
市では、特に子育てサポート事業に力を入れており、6月から子育て世帯の家事・育児の負担を軽減し、住み慣れた環境で子育てができる「世帯応援」の支援サービスが始まりました。
つわりなどで体調不良の妊婦や、18歳未満のお子さんがいる家庭で家事育児の協力者がなく不安を感じている人などが対象です。
子育ては、喜びや幸せを感じる反面とても大変なことです。子育てに対して不安や悩み、ストレスを抱えている場合は、一人で悩まず相談窓口を利用しましょう。

◆相談窓口
▽LINE相談「みやぎ子ども・子育て相談」
子育て・家庭・親子関係などの悩みを持つ人の相談窓口
対象:県内在住の子どもおよびその保護者など
受付期間:令和6年3月31日までの毎週月曜日から土曜日まで
※12月29日から1月3日までの年末年始を除く
受付時間:9:00~20:00 相談無料

▽角田市子育て支援課
【電話】63-0134(通話料有料)
子育てや家庭内の身近な相談窓口(電話相談・来所相談・家庭訪問)
受付時間:平日8:30~17:15

▽児童相談所相談専用ダイヤル
育児、里親、ヤングケアラーなど子どもの福祉に関する相談窓口
【フリーダイヤル】0120-189-783(いちはやく・おなやみを)
受付時間:24時間・年中無休(通話料無料)

▽24時間子供SOSダイヤル
いじめ問題やその他の子どものSOS全般に悩む子どもや保護者などの相談窓口
【フリーダイヤル】0120-0-78310(なやみ言おう)
受付時間:24時間・年中無休(通話料無料)

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問い合わせ:子育て支援課
(【電話】63-0134)

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