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自治体の皆さまへ

もっと知ろう もっと語ろう 認知症(2)

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宮崎県えびの市

■はつらつ百歳体操に参加して楽しく認知症を予防しましょう!
▽はつらつ百歳体操
百歳体操とは、おもりを着け、身体に負荷をかけて行う筋力運動のことで、認知症やフレイルの予防に効果があります。おもりは、1本200gで、布のカバーに入れ、200g~2,000gまでの負荷をかけることができます。そのため、体力に自信がない人でも自分に合った負荷をかけることができます。準備体操、筋力運動、整理体操に分かれていて、約30分の体操となっています。
百歳体操は、自治会が主催し、58自治会61会場で取り組まれています。
※フレイルとは、年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態をいいます。

■参加者インタビュー
▽脇山てる子さん(堀浦)
脳いき活動のDVDを自分たちで作成し、動画を見ながら、楽しく体を動かしています。体操後はお茶会をしています。

▽田中幸(さち)さん(西内堅)
百歳体操の後に、しゃきしゃき体操を行っています。
みんなで談笑する時間も脳いきになっています。

▽鶴田克己さん(湯田)
四字熟語や漢字組み立てクイズが面白いです。サポーターとのやり取りも楽しく、湯田地区は男性の参加者が多いのも特徴です。

▽有島淳子さん(池島)
参加者の似顔絵を描いて、その似顔絵で神経衰弱や間違い探しなどをしています。
毎回笑いが絶えません。

■脳いき活動が認知機能を向上させる
認知症予防には、複数の作業を同時に行う活動が有効とされています。計算をしながら散歩をするといったように、頭を使いながら体を動かすことで、思考をつかさどる前頭葉と体の動きをつかさどる小脳を同時に使うことができ、認知機能を向上させます。
百歳体操の会場では、クイズ・歌・リズム体操・指体操など、脳の活性化を図る取り組みを行っています。参加者みんなで楽しみながら頭を使い、声を出すことで脳の血流量が増し、認知症の予防につながります。

▽各地区の脳いき活動の様子
各地区の会場では、さまざまな脳いき活動を行っています。決まった曜日にみんなで集まって体操をするだけでなく、体調を気遣ってくれる人がいたり、近況報告やたわいのない話で笑ったり、一緒におやつを楽しんだりすることも脳いきになっています。それがえびの市の百歳体操の特徴です。
リズム体操:リズムに合わせて体を動かすのがポイントです
クイズ:脳を刺激することで認知症予防になります
指運動:指先をたくさん使うことで脳がより活性化する効果があります

■NEW!尾八重野地区で百歳体操がスタート!
脳いき活動も行い、楽しくフレイル・認知症を予防していきます。少人数でスタートしましたが、今後声かけなどを行い、参加者を増やしていく予定です。

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