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自治体の皆さまへ

[今月のCLOSE-UP]梅毒(ばいどく)が拡大しています!検査で早期発見と早期治療を!!

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宮崎県宮崎市

市では、2020年を境に梅毒の患者が急増しており、年間60人を超える感染者がみられます。放置すると合併症を引き起こす怖い病気。心あたりのある人は、市で実施している検査を受けていただくようお願いします。

◆全国と宮崎市の梅毒の発生状況
男性 女性 全国
2012年 2・1・692人
2013年 3・4・1228人
2014年 4・3・1661人
2015年 1・0・2690人
2016年 5・2・4575人
2017年 7・3・5826人
2018年 1・3・7007人
2019年 7・2・6642人
2020年 18・7・5871人
2021年 39・28・7978人
2022年 38・31・13226人

◆宮崎市の場合は、女性は特に20代に多く、男性は20代から50代と幅広い世代に多いです。
▽男性の年齢別割合(2022年宮崎市)
20代 31パーセント(12人)
30代 26パーセント(10人)
40代 21パーセント(8人)
50代 16パーセント(6人)
60代 3パーセント(1人)
19歳まで 3パーセント(1人)

▽女性の年齢別割合(2022年宮崎市)
19歳まで 19パーセント(6人)
20代 52パーセント(16人)
30代 19パーセント(6人)
40代 3パーセント(1人)
50代 7パーセント(2人)

全国的に見ると、SNSなどを通じて出会いの場が増え、不特定多数の相手と性交渉の機会が増えていることも原因のひとつと考えられています。

◆感染経路
粘膜や皮膚が梅毒の病変部位と直接接触することで感染
(例)性的接触、母子感染など

◆感染対策
(1)不特定多数の人と性交渉しない
(2)適切なコンドームの使用(100パーセント予防はできない)

◆梅毒のおもな症状
I期(感染後約3週間から)…性器や肛門、口などに3ミリメートルから3センチメートルのしこりができる
II期(感染後約3か月から)…手のひらや足の裏、背中などに赤い発疹(バラ疹)ができる
晩期(感染後数年から)…全身に炎症が進行する

自然治癒はしませんが、早期発見により抗菌薬治療で完治が可能です。

◆注意
発見、治療が遅れると…
・脳や心臓に重大な合併症を引き起こす可能性や、場合によっては死にいたることもあります。
・妊婦が感染すると、流産・死産や子が梅毒にかかった状態で生まれる先天梅毒の可能性もあります。
※症状がある場合(特に痛み・かゆみのない発疹)や感染が不安な場合は早期受診、検査を。

◆市保健所(宮崎駅東1-6-2)では無料・匿名・予約制で検査を実施しています
▽検査項目・日時・結果告知
・HIV・梅毒・性器クラミジア感染症
第1月曜日 午後6時から午後7時30分まで
第3・5月曜日 午後1時30分から午後3時30分まで
1週間後

・HIV・梅毒
第2・4月曜日 午後1時30分から午後3時30分まで
当日

※7月15日(土)午前中は休日検査(HIV・梅毒)実施予定!
※HIV・梅毒検査は血液検査、性器クラミジア感染症検査は尿検査

申込:【電話】23-7333(健康支援課エイズ相談・予約専用電話)
完全予約制
※検査は通年実施(日程変更の場合あり)

▽6月23日(金)まちかど出張検査!
時間:午後5時から午後8時まで
場所:みやざきアートセンター(橘通西3-3-27)
定員:50人
検査項目:HIV・梅毒
予約:(【電話】23-7333)またはウェブで受付
※当日受付枠あり

問い合わせ先:健康支援課
【電話】29-5286【FAX】29-5208

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