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自治体の皆さまへ

日頃のつながりで、災害時に備える

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宮崎県宮崎市

災害が発生した時に、私たちにできることは、まずは自分の命を守ること。そして、お互いに助け合うこと。今、地域では災害が発生した時に、一人でも多くの命を守るために、いろいろな取り組みを始めています。令和3年5月の災害対策基本法の改正により避難行動要支援者名簿に登載されている人への「個別避難計画」の作成が市町村の努力義務となりました。市では、個別避難計画の作成をとおして、地域の共助を高める取り組みを進めています。

◆市の取り組み

▽宮崎市
避難行動要支援者名簿の作成・提供

▽地域の避難支援等関係者
避難行動要支援者名簿の共有
地域で把握しておきましょう

▽優先度の高い要支援者
福祉専門職による個別避難計画の作成・更新
本人(家族)による個別避難計画の作成・更新
地域の支援による個別避難計画の作成・更新

▽宮崎市
個別避難計画を集約し地域の避難支援等関係者へ提供

▽地域の避難支援等関係者
日頃からの備えとしての避難支援体制づくり
地域で支え合いましょう

◆避難行動要支援者
避難行動要支援者とは、生活の基盤が自宅にある人で、例えば、65歳以上のみの世帯で要介護1・2の認定を受けている人、要介護3以上の認定を受けている人、身体障がい者手帳をお持ちで視覚・聴覚・肢体不自由・呼吸器機能障がいの級別1・2級の人、精神障がい者保健福祉手帳1級をお持ちの人など、宮崎市地域防災計画に定めがあります。

○○○さんの個別避難計画(おもな内容)
(1)誰と避難するか
(2)どこに避難するか
(3)どうやって避難するか
(4)その他の情報
・心身に関する情報
・治療中の病気、服薬状況、避難経路など
※個別避難計画は、その人の状況に応じてさまざまな方法で作成します。

◆個別避難計画作成モデル事業を行いました
作成した個別避難計画を地域で共有し、避難支援にどう活かすかを話し合いました。

『みんなで共有すること・取り組むことが大切』
自分の地域の災害対応について考えるよい機会となりました。要支援者が何に困っているかを知ることができ、さらに地域の情報を持ち寄ることで、よりよい個別避難計画の作成に繋がると思いました。今後は作成したら終わりではなく、地域活動にどう取り込むかや、共有の仕方などの役割分担が重要になると思います。
-もりながやすおさん
檍地区社会福祉協議会会長
檍南地区民生委員児童委員協議会会長

『個別避難計画作成後の情報共有が大切』
個別避難計画の作成を通して利用者さんご本人の災害に対する意識や地域との繋がりを見直すよいきっかけとなり、利用者さんの安心に繋がったと思います。福祉専門職として関わることで、支援に必要な情報を地域と共有することの大切さを実感するとともに、改めて地域の強みやあたたかさを感じました。
-うとみかこさん
一般社団法人TOMONIサポートハウスえーる 主任相談支援専門員

問い合わせ先:福祉総務課
【電話】21-1754【FAX】20-3215

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