人口減が進み、財源の減少が見込まれるなか、老朽化する公共施設の大規模な改修や更新の費用が問題になっています。市民の皆さまに必要な公共施設のサービスを提供するため、市では平成25年度から施設評価を実施し、施設の見直しを進めています。
◆施設評価とは…
市の公共施設のうち、庁舎や公の施設など「ハコモノ」の施設を対象に行います。劣化や利用者数、収支の状況などをもとに基礎的な評価を行ったうえで、類似施設の有無や防災対策なども踏まえ、市民の皆さまの意見を参考にしながら「総合評価」を決めます。
◆令和4年度の施設評価
令和4年度は、エリアマネジメントの視点における南部地区の赤江中、赤江東中、本郷中、木花中、青島中、加納中、清武中学校区にあるものなど119施設、運動広場などの28施設、これまでの施設評価で「令和4年度までに施設のあり方を検討」となっていた12施設を対象に評価を行いました。結果として、対象施設156施設(重複を除く)のうち13施設が見直しの評価となりました。詳しくは市ホームページに掲載しています。
◆見直しとなった施設
総合評価(建物の評価・機能の評価)・施設名:
▽処分(廃止、売却・譲渡など)
・廃止…東高岡保育所 ※令和7年度から民営化、清武幼稚園、木花児童プール
・移転…教育支援教室(希望教室)
・統合・集約…木花地域センター、木花地区社会福祉協議会事務所
▽改修・更新
・継続…木花公民館、葬祭センター
▽あり方を検討(再評価)
・あり方を検討(再評価)…内海やっこ荘、養護老人ホーム「清流園」、福島保育所、恒久児童館
▽継続
・改善…椿山森林公園
問い合わせ先:都市戦略課
【電話】44-2803【FAX】29-6547
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