日向市美術展覧会

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◆市美展を開催
第43回日向市美術展覧会(市美展)が、5月28日から6月3日までの間、市文化交流センターで開かれました。
出展内容は一般と学生に分かれ、それぞれ「絵画」「デザイン」「工芸」「彫刻」「書道」「写真」部門があり、県内の美術愛好家206人から、233点の出品がありました。
出展された作品は、県内外で活躍される著名な専門家から厳正に審査され、入賞作品を決定。入賞者は6月3日の表彰式で表彰されました。
絵画・デザイン部門で特選に選ばれた落合直文(なおふみ)さん(日向市)は「作品を作るときは、いかに人の心を掴むか、見る人と自分の心が一致しているか、などを意識しています。これから国展を目指して頑張っていきたいです」、書道部門で特選に選ばれた山下昭良(あきよし)さん(日向市)は「特選に選ばれたことに自分自身がびっくりしています。初心に戻って、これからも制作活動に励んでいきたいです」と話していました。
また、今回から新設した、来場者に投票してもらい、すべての作品の中から最も投票が多かった作品に贈られるギャラリー賞には、絵画・デザイン部門に出展した大山久雄(ひさお)さん(延岡市)の「帽子の似合女性(ひと)」が選ばれました。

◆会期中にはさまざまな催しも
市美展の会期中にさまざまな催しが行われました。会場に着くと、まず、鮮やかな花々の植栽「ウェルカムガーデン」が来場者を出迎えました。
初日はオープニングセレモニーを行った後、「コーラスの祭典」を開催。市内外から合唱グループ8団体が出演し、美しいハーモニーを聞かせてくれました。
また、写真協会の先生方による「写真撮影講座」や、画材を持ち寄って楽しくスケッチする「みんなでスケッチ大会」も行われ、市美展を大いに盛り上げていました。
今年の市美展は1383人の来場がありました。ご来場いただいた皆さん、出品いただいた皆さん、ありがとうございました。

問い合わせ：日向市美術展覧会実行委員会事務局(日向市文化交流センター内)
【電話】54・6111