知ってください、国保のこと ～私たちの健康を支える国民健康保険制度～

9／36

国民健康保険(国保)は、病気やけがをしたときに、誰もが安心して治療を受けられるよう、みんなでお金を出し合って支え合う制度です。国保の健全な運営のために、医療費の節減に協力ください。

■国保に加入・脱退するときは届け出が必要です
国保は、健康保険制度の一つで、職場の健康保険(社会保険など)や後期高齢者医療制度に加入している人、生活保護を受けている人を除き、全ての人が加入する保険制度です。
国保に加入または脱退するときは、手続きが必要です。次に該当する場合は、14日以内に保険年金課または、各総合支所地域生活課、各地区市民センターに届け出てください。

○国保に加入
・他の市区町村から転入したとき
・職場の健康保険をやめたとき
・国保に加入している人で、子どもが生まれたとき
・生活保護を受けなくなったとき
※職場の健康保険などに加入している人は、国保への加入は不要

○国保を脱退
・他の市区町村に転出するとき
・他の健康保険に加入したとき
・生活保護を受給し始めたとき
・死亡したとき

■届け出が遅れると…
届け出が遅れると、保険証が発行されないため、医療費を全額自己負担することになります。また、他の医療保険に加入したときに脱退の届け出を怠ると、保険税(料)を二重に支払う可能性があるので、必ず届け出てください。
なお、市内で転居して住所が変わった場合や、世帯主が変更になった場合も届け出が必要です。

■医療費節減に協力ください
医療費が増えると、国保から病院へ支払われる医療給付も増えます。給付増額分を補うために保険税が引き上げられる可能性もありますので、次のポイントを参考に、医療費節減に協力ください。

○医療費節減のポイント
・生活習慣を見直し、適度な運動や栄養、休養をバランス良く取る
・病気の早期発見と早期治療のため、定期的に健康診断を受ける
・休日・時間外診療は、緊急時などやむを得ない場合を除き控える
・かかりつけ医や薬局を持つ
・価格が安く、同じ効果が見込まれるジェネリック医薬品(後発医薬品)を利用する

■税・保険料の納付は口座振替で!
金融機関の窓口またはインターネットで申し込みできます。開始の時期は申し込み後に届く口座振替開始通知書を確認ください。
申込方法：
・金融機関…窓口に預金通帳と届出印、納税(納付)通知書を持参ください。
・インターネット…市ホームページを確認ください。

◆マイナ保険証を利用ください
(保険年金課　中尾愛美　主任主事)
12月2日から現行の保険証は発行されなくなります。このため、マイナンバーカードを健康保険証として利用するために、マイナポータルから事前登録をお願いします。
また、マイナンバーカードが手元に無い人は、市が無償交付する資格確認書を医療機関などで提示することで、保険給付を受けることができます。

問い合わせ：保険年金課
【電話】23-2127