令和4年度の決算をお知らせします。
町民の皆さんに納めていただいた税金をはじめ、国や県からの補助金などがどのように使われたのか、そのあらましを紹介します。
■町の家計簿は、健全財政を継続
◆一般会計 第7次総合計画2年目
令和4年度予算は「ストップ人口減少!未来に向けて-飛躍を目指した積極型予算」と題して編成しました。
一般会計の決算額は、歳入が127億7136万2千円(前年度比91・2%)、歳出が122億7892万1千円(同90・8%)でした。
翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は4億654万3千円の黒字。単年度では4487万3千円の赤字でしたが、本年度も町は健全財政を維持しています。
歳入の自主財源は47億3668万1千円(構成比37・2%)、交付税などの依存財源は80億3468万1千円(同62・8%)でした。
歳出では、入善海洋深層水取水施設や役場新庁舎の整備など大型事業を実施。小中学生の体操服購入支援など、ストップ人口減少に資する事業を拡充したほか、希望する地区への電子回覧板アプリの導入支援など、「デジタル化」による地域活動の効率化を進めました。
◇令和4年度 主な事業
・入善海洋深層水取水施設整備…9億2683万円
・入善町新庁舎整備…4億7839万5千円
・桃李統合保育所(仮称)整備事業…1億5692万円
・プレミアム商品券&;amp;amp;食事券事業…9703万5千円
◆特別会計
5つの特別会計決算は、歳入総額が47億891万6千円、歳出総額が46億3847万4千円。下水道特別会計では、風力発電売電料として年間3804万5千円の収入があり、浄化センターの維持管理費を抑えています。
◆町債残高は9598万1千円減少
令和4年度末の町債(借入金)残高は134億6287万5千円で、前年度末と比べて9598万1千円減りました。償還額は14億5706万4千円です。町では将来の負担が重くならないよう、地方交付税で補填(ほてん)されるものを借り入れしています。
◆財政健全化判断比率などを公表
市町村の財政破綻を未然に防ぐため毎年、財政の健全化度合いを判断する指標と、下水道などの公営企業会計の資金不足割合を公表しています。令和4年度決算から算出された値は、いずれの数値も国の基準を下回っています。
◇健全化比率(%)
下段の( )は国が定める早期健全化基準です
◇資金不足比率(%)
※赤字額や資金不足額がないときは「-」で表示しています
問い合わせ:企画財政課 財政係
【電話】0765-72-2853
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