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令和5年度当初予算が成立 子育てを応援し、産業や福祉を未来につなげる予算(1)

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山口県阿武町

一般会計:31億7,800万円
特別会計:15億5,037万3千円
総額:47億2,837万3千円

令和5年度の当初予算などを審議する「阿武町議会3月定例会(令和5年第1回定例会)」が3月1日から17日まで(16日間)開かれ、議案32件と諮問1件、発議1件、全員協議会での報告3件について、それぞれ原案どおり可決または承認されました。

令和5年度の阿武町一般会計の予算総額は、昨年度から5000万円(1.6%)の増額です。
なお、国民健康保険事業など7つの特別会計と合わせた予算総額は、昨年度から334万2千円(0.1%)の減額です。
当初予算の主要事業を「7つの柱」に沿って説明します。

1.誇りと活力のある仕事づくり(産業/経済/労働/雇用/働き方)
■農業関係
▽農地中間管理機構関連農地整備事業(523万5千円)
県営奈古地区農地中間管理機構関連農地整備事業に対して町負担金を負担し、ほ場整備により、キウイフルーツモデル園地の造成による特産品栽培支援や、農作業の省力化・効率化を推進します。

▽がんばる農林水産業就業・経営等支援事業(618万円)
認定新規就農者、法人就業者、認定農業者などに対し、就業・経営に係る経費に対し支援を行い、就農初期の生活に対する不安解消や機械などの購入や整備を支援します。

▽新たな農業加工のための施設整備事業(100万円)
特産品生産支援の一環で、福賀漬物部会が行う、福賀すいか幼果の粕漬け作業場として、福賀小学校の旧・給食調理場を改修し、生産支援を行います。

▽集落営農法人連合体形成加速化事業(973万5千円)
集落営農法人連合体に必要な機械購入への補助を行い、農作業の省力化・効率化を図ります。

■畜産業関係
▽農業支援員設置事業(379万円)集落支援員設置事業(442万7千円)
農業支援員と集落支援員を配置し、無角和種を中心とした畜産振興と課題解決を図ります。

▽資源循環型肉用牛経営育成事業(225万8千円)
育成牛舎の整備のための助成を行い、無角和種の肉質、体質改善を図ります。

■林業関係
▽林業支援員設置事業(853万4千円)
地域おこし協力隊の制度を活用し、自伐型林業を実践する「林業支援員」を採用し、モデル林整備と研修会を通じて、3年間で自伐型林業の施工技術や森林経営、知識の向上に努めると共に、地域への適正なども見極め、任期満了後も定住できるよう必要な支援を行うことで、町の基幹産業である林業の慢性的な担い手不足の解消と、地域の活性化をめざします。

■水産業関係
▽間伐材魚礁整備事業(1000万円)
地域間伐材などを活用した人工魚礁を整備し、水産資源の保護・増殖を図ります。

▽水産物供給基盤整備事業(6900万円)海岸保全施設整備事業(2200万円)漁港単独改良事業(2470万円)
漁港施設の機能保全工事などを行い、漁港施設の長寿命化と更新コストの平準化・縮減を図ります。

■有害鳥獣対策関係・
▽有害鳥獣対策事業(167万6千円)
国の補助対象とならない有害鳥獣対策を、町単独で支援し、農林業の被害防止を図ります。
また、狩猟免許の取得を奨励し、猟友会員の担い手を確保します。

■商工業関係
▽企業誘致推進事業(208万6千円)
町内進出を希望する企業に、工場用地の整備やお試しサテライトオフィスの提供を行うなど、柔軟で積極的な支援を実施し、雇用の場確保を図ります。
また、企業誘致推進員と共に積極的なセールス活動を展開し、地縁・血縁を活かした企業誘致や起業化を図ります。

▽地域内循環地方創生特別事業(6234万1千円)
第2次阿武町版総合戦略に基づく施策として、阿武町版DMO機能強化事業、地域通貨導入事業、地域内生産物消費促進事業を一体的に展開し、持続可能な循環型社会構築をめざします。

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