やってみっべ活動支援補助金でやってみました!令和4年度の採択4団体の実績報告

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中山町「やってみっべ活動支援補助金」は、公益活動を行う団体の事業・発展を支援する補助金で、平成26年度に創設されました。中山町地域コミュニティ活性化促進委員会で、事業計画書のプレゼンテーションによる審査を経て、令和4年度は4団体が採択され事業を実施しました。補助金総額は100万円となりました。今回は、昨年度の採択団体の実績をご紹介するとともに、令和5年度の採択状況についてお知らせします。

■1年目…ホップ
▽柳沢算額会
柳沢にある算額・天井絵などの貴重な遺産について学びを深めながら、その存在を地区内外、そして後世へと広く伝えていくことを目的として活動しています。令和4年度は、大人を対象とした研修会のほか、子ども太鼓教室や、親子を対象とした和算教室などを開催しました。子どもたちは、地域の歴史や和算について興味を持つことができたようです。

■2年目…ステップ
▽金沢を猪から守る会
地域の鳥獣被害軽減を目的として、昨年度に引き続きイノシシの捕獲を実施しました。令和4年度は8頭の捕獲がありました。ビデオカメラによるわなの監視等を行うことにより、仕掛けたわなの見回り活動にかかる負担軽減・効率化を図っています。

▽中山ロータリークラブ
豊田小学校野草観察園に通じる道路が通行しにくい状況にあったため、昨年に引き続き舗装工事を実施しました。令和4年度の取り組みにより道路全体の舗装が完了し、誰もが利用しやすい道路になりました。引き続き、子どもたちの集合場所・駐車場となっている広場の整備を考えています。

■3年目…ジャンプ
▽中山“軽トラ市”実行委員会
農家の規格外野菜や家庭菜園の食べきれない野菜類に加え、手芸品や園芸品など、軽トラックを店舗に見立てて販売できる機会を創出しました。令和4年度は最上川中山緑地や「ゆ・ら・ら」前広場を会場に6回開催。地産地消や食育の促進のみならず、町民の賑わい・交流の場づくりとなるこの取り組みに、たくさんの出品者とお客さんが集いました。

■令和5年度の採択状況について
令和5年度については、6団体が採択され、補助金の額は全体で150万円となっています。
各団体には、採用年数によって決められた補助金上限額の範囲内で、審査によって認められた事業経費に対する補助金が交付されます。
それぞれの活動については、お知らせ版で参加者を募集したり、広報なかやまでご紹介して、活動を盛り上げていく予定です。

「やってみっべ活動支援補助金」では、1年目の事業を「ホップ」、2年目を「ステップ」、3年目を「ジャンプ」と表現し、活動が大きく飛躍していくことを交付目的としています。